5月25日
気仙沼~陸前高田を経由して唐丹駅に向かいます。
この近辺を走れば当然東日本大震災に触れることとなる。
当時私はタイ駐在中であり、正直ピン!とは来ていない。
なので当初このツーリングのルート設定も、バイク走行不可地域を入れていた。
白河まで一緒に言った先輩から出発前に、「ラーメン食べた後のルートは気を付けるように。」と言われて初めて気が付いたくらい。
学生の時は、海岸線上を唐丹まで行った。
今回も普通にそのルートを組んだのである。
なんだけれど、バイクでは走れないらしいので、内陸の飯坂温泉に変更したくらいである。
ですが、実際走ってみると爪痕がわかりました。
道や街がきれいなのです。整備されている・逆にこれが爪痕に感じた。
国道45号を走ると、いたるところにある津波浸水を表す看板。
海沿いでもない区間でもしっかり存在。
当時の津波被害の凄さを表している。
そのまま奇跡の一本松に向かった。
天気は晴れているのに霧が濃い。
そんなところを長時間走っていると、終いには寒くなってくる。
体が冷えたこともあり、駐車場にバイクを止めて歩きたくなる。
その駐車場と施設の立派なこと。
駐車場に入る前に、一本松は確認できた。
なんですが、それよりはるか離れたところにそれはありました。
歩く分はWelcomeだったので、バイクを止めたところから延々と一本松を目指す。
霧も濃く、なんとなく幻想的。
コンクリート製の建物は崩壊しているが残った松の木。
正に奇跡の一本松・・・と言いたいところだが、この松における概要については、ウィキでも読んでください。