執行草舟(しぎょう・そうしゅう こちら)の言葉は、「魂のロックンロール」。彼は、魂のロケンローラー。そんな表現がぴったりだ。
彼がしばしば言う、「縦」と「横」。
周りばかり気にするケツの穴の小さい「横野郎」「水平野郎」になるな。
それが執行草舟さん(や勝海舟)から我々が受け取るメッセージ。
こちら(執行草舟)
こちら(勝海舟)
…名前が「舟」つながりなのはたぶん偶然ではない。
◆ 縦/垂直:
宗教的・精神的・未来永劫的・形而上的・絶対的・長期的・根源的な価値。
美しさ。
他と比較できないもの。自己固有の魂。霊性。
歴史観、大局観、人生観、哲学、信念、信仰、宇宙。
勇気。挑戦。闘争。使命。宿命。智慧。志。愚鈍。君子。
親、祖先、祖国。なぜ自分がここにいて、何をすべきなのか。
◆ 横/水平:
世俗的・物質的・現世的・形而下的・相対的・短期的・皮相的な価値。
正しさ。
流行。他との比較。世間。
安心。安全。保身。忖度。遠慮。野心。評判。名声。
情報。友達。承認欲求。フォロワー数。人気。銭。金。利口。小人。
横並びで、日和見的で、勇気のない腑抜け。自己固有の精神の敵。
こちらが参考になる。
例えば、勇気は、現世で不幸になる覚悟(縦)から生まれる。
「横」的価値観から勇気は絶対に生まれない。
縦の力は、日々考えていないと、錆付き、衰える。
日常の「横」の圧力に屈しちゃう。横の誘惑に塩のように溶かされる。
適宜アップデートしないと、横の力に負ける。
横の力に負けないために、縦の力を日々鍛えなきゃいけない。
令和日本では、平成や昭和よりも、「横野郎」が増えている。
江戸明治までは「縦人間」が多かった。
縦と横のバランスの問題。横の「水平圧力」に屈せぬようにしないといけない。
垂直に、縦に、尖って生きましょう!
コメントするのが恥ずかしくなりますが書かせてください。
かつての統一教会では、縦の関係を重視し、横の関係を軽視してきました。
その結果、大きな間違いを犯して来ました。
日本文化は、縦の上の位置(神様の位置)に人が立つ傾向があります。
この危険を警告したのが、宗教の偶像崇拝に対する戒めだと思います。
また、横の関係がなければ、愛の広がりが生まれてきません。
縦(神様)と最短距離(良心に影がない状態)でつながり、
横(人間)どうしが、最短距離(私欲のない愛)でつながるなら、
横の関係が縦の関係を犯すことはないので、
そういう教会を目指すべきだったのだと思っています。