偉くなくとも正しく生きよ、と言われる。
俗世間で出世するよりも、自分の良心と信念に従いなさい、という意味で。
さらに思う。
正しくなくとも美しく生きよ。
「正しさ」は往々にして歪みうる。
会社みんなが不祥事を隠しているとき、その会社方針に従うことは、ある意味「正しい」。上司の言うことを聞くのは、儒教的上下関係では、「正しい」。
しかし。
そんなチキンの、小心翼々の、保身の、モモンガーみたいな横野郎は、美しくない。
正しさと美しさはたまに異なる。
正しいけど美しくない、ってことがありうる。
だから、
正しくなくても美しく生きろ。
と言える。
だから、
偉くなくとも正しく生きよ。正しくなくても美しく生きよ。
そう言える。
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執行草舟の本を読みまくっているのですが、こんな言語化ができるようになりました。