川塵録

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「鈴木みらい」は存在しない

2024年12月29日 | 法律・海外法務
先日の拙稿 「小川さゆり」は存在しない こちら に続いて第二弾。

家庭連合の元二世信者で「鈴木みらい」って偽名(顔出しはしていない)のアラフォー女性がいまして、以下のような方:
  • 26歳までバリ教(熱心な信者)
  • 一流大学を出て
  • 合同結婚式で結婚して
  • 子どもがいて
  • でも離婚して
  • 安倍暗殺事件後、親が1億円以上献金してたことを知り
  • 親は半分返してもらった
  • 親はこれ以上返してほしいと思っていない
  • でも鈴木みらいは「もう半分返せ! 返さないなら解散!」的に騒いでいらっしゃる。
このみらい氏に近い方から、「みらいは嘘八百言ってます、ヒドい」的に連絡を受けて、こういう「被害偽装2世」は困るなぁと思っている。

端的に、法的に、言います。

反対尋問を受けないと、事実とは認められない。

世界の民事裁判、いや刑事もそうですね、一方当事者が「あのとき、こうしました」って言い募っても、法廷で反対尋問を受けないと、信用されない。

「言いっ放し」発言の信用性は、ない。

反対尋問を受けてもまだそう言い切れるのか。反対証拠を突きつけられたときにどんな表情、声色、セリフを吐くのか。コミュニケーションラグ(問いから回答までの時間)がどれくらいあるのか。目線はどこを向いているのか。

そういうリアクションを反対尋問でつぶさに見て、はじめて「うん、此奴の言うことは信用できそうだ」とか、「あ、やばいね、こりやーウソっぽいね」とかが、分かる。

それくらい、法律の世界では、反対尋問ってのは重要。

しかし。

偽名人の言うことは、何も反対尋問に晒すことができない。反対尋問という過程を経ることができない。反対尋問という試練に耐えることができない。

鈴木みらいのように、偽名・顔バレなしで活動しているってことは、身バレが怖いってこと。プライバシーを尊重しているということ。

だから、「◯年◯月◯日、△△という場所で、□□氏に、このように言われました」みたいな、日付・場所・会話相手が特定できる情報を、絶対に流さない。

言えるとして、「私も**頃に教会幹部にこう言われました」的の、うっすい、日時場所・相手方が特定できないことしか言わない。言えない。

だから、反対尋問に晒すことができない。言いっ放し。

こういう、「日時と場所を特定できない言動」は、裁判では、信用性、ゼロ。

例えば日本の民事裁判では、反対尋問を受ける前に、必ず陳述書を作成して提出します。そこで大事なのは、5W1Hつまり「いつ、どこで、誰と、どのように、なぜ」のうちの、3W:「いつ、どこで、誰と」です。

この「いつ、どこで、誰と」が書かれていない事実は、見るだけで、そういう陳述書を読むだけで、「あぁ、嘘だな」って分かる。

それが法律のプロがやっている判断です。それがないと反対尋問に耐えることができないのです。

鈴木みらいのような「顔バレなき偽名人」が言うことは、常に、この「いつ、どこで、誰と」の情報がない。

みらい氏のX(Twitter)でのポストも、全部はもちろんみていませんが、ほとんど「いつ、どこで、だれと」がない。

ウソなんでしょう。法律的にはそう高度に推認されます。

だから、「鈴木みらい」が言っていることは、すっごい眉唾。実際、私がみらい氏周辺から訊いた情報と合わせても、みらい氏が話を捏造しているようなところはたくさんある。

だから、鈴木みらい(本名を甲野花子とします)は、存在しない。
甲野花子が作り上げてきた鈴木みらいは、存在しない。

甲野花子が世間にアピールしようと思っていた「鈴木みらい」の言動は、何一つ、反対尋問を経ることができない。高度に虚偽だと推認される、言いっ放し。放言。

今後、「顔バレなき偽名人」は、たくさん出てくる。そういう人の言うことを、どこまで信じるべきか。

「鈴木みらい」その人だけではなく、こういう「顔を出さない偽名人」の言うことがどれくらい信頼に値するか、という広い、普遍的な、問題です。

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