川塵録

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「死ぬことと見つけたり」とは 

2024年12月27日 | 古典・漢籍
死ぬことと見つけたり。

葉隠。武士道精神。

毎朝毎晩、「死ぬ」シミュレーションをする。死ぬ覚悟。
死ぬからこそ、怖くない。恐れない。忖度しない。気兼ねない。

「死ぬ」ことが、逆説的に、よく「生きる」ことを支える。

____________

この「死ぬことと見つけたり」ってのは、欲を去ること。

我欲。出世欲。金銭欲。名誉欲。性欲。食欲。

現世の「欲」みんな捨て去る。放下。

って考えると、死ぬことと見つけたりってのは、「肉体に対する精神の勝利」なんじゃないかと思った。

肉体(執行草舟的には「ヨコ」)ってのは、常に精神(タテ)を阻む。

肉体の誘惑が精神を堕落させる。

肉体ってのは、物質ってこと。

物質の誘惑が、精神を惰弱にする。

____________

ってなことを、執行草舟さんの本を20冊読んで、思いました。

なんか、私が弁護している家庭連合の教義でも、似たようなことを言ってそう。

家庭連合的には、「肉体に対する精神の勝利」をなんて表現するんですかね?

ご存じの方がいらっしゃったら、教えて下さい。
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1 コメント

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Unknown (kimura)
2024-12-27 22:34:56
「肉体に対する精神の勝利」を家庭連合では一つには「心と体の一体化」と表現します。
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