川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

今日の一節

2025年01月03日 | 古典・漢籍
論語にある孔子の人となり。

憤を発して食を忘れ、
楽しんで以て憂いを忘る

私もこれを理想としています。

後半の「楽しんで以て…」というのは、あの不遇の孔子も楽しむことを忘れなかったということ。

孔子の人生に、老荘的な、つまり、現状不満ではない、現状満足的な色彩が垣間見える。

大事なのは孔孟と老荘のバランスですね。

昭和は孔孟に傾きすぎ、
平成で老荘が台頭してきて、
令和になって孔孟を老荘が上回った

的に感じている。

歴史は繰り返す。

またいつか、孔孟的になる時代があるだろう。たぶん、大正デモクラシーも「老荘的」と批判されていたのではなかろうか。
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