とりあえず単品の事

ブログタイトルが思いつかなかったので、このタイトルになりました。

走りや子育ての事がメインの日記です。

翌日

2019年03月25日 | ラン

おはようございます。

朝、5時に起床。

昨日は、スタートした時間だ・・・・・と布団の中で考えた。

ここに一人で寝ました。なんて贅沢。

起きて、そのまま大浴場へ。

昨日は入る気力が無かったので‥‥

そして、単品で化粧して散歩へ繰り出しました。

なんていい天気。昨日と雲泥の差・・・・・・

向こうの灯台がゴール地点の野島崎灯台。

1時間ほど景色を堪能し、ストレッチして、ホテルに戻り、Kさんと合流して、朝食。

お土産を買い、高速バスから電車で帰宅しました。

 

走り自体は楽しかったのか・・・・わからないけど、2泊3日のラン旅は、とっても楽しかった!!

Kさん、ありがとうございました。

帰宅したら、瑞記をお迎えに。大荷物の2泊3日の短期入所から戻ってきました。

楽しかったようで、洗濯したとか、ご飯の様子とか、色々教えてくれました。

こんな事でもなかったら、きっと短期入所もまだまだ利用していなかったんだろうと思う。

タイミングが合った。

人生って、タイミング・・・・・・大事だよね。

瑞記も、かあちゃんの趣味に付き合ってくれてありがとうね。

これで、半年にわたっての計画が終わりました。

暫く体を戻すために休息します。

新たな目標は、ゆっくり考えるとします。

 

 


ウルトラ当日

2019年03月25日 | ラン

3月23日

朝5時前。

ホテルのロビーには、ランナーが溢れています。

開会式を終え、スタート。

ご近所様はまだ夢の中な暗い街を、ヘッデン点けたランナーが蟻の行進のように、ぞろぞろと進んでいてなんだか、異様な風景。この中のひとりになっている。

 

1キロ位進んだあたりで、Kさん達100キロ組とお互いの健闘を願ってお別れに。

私たち、いきなりの山越えに苦笑い。

昨夜ウルトラランナーの女子に教えてもらった、“上り坂は歩く”作戦を決行。

途中、公衆トイレを発見したので、大事を取ってトイレタイムな私。出てきたら、ほぼ最後尾??

グループで参加している若い女子たちに紛れてしまい、しばし、聞こえてくる会話から情報収集。

以外にも、シリーズの大会に数回参加しているらしい。私よりウルトラ歴長いって事だ・・・・

薄暗く視界が開けて来たころには、眼下に広がる太平洋。

気持ちよく、深呼吸しながら走ります。

小高い山を登って下って階段上って下りて・・・そしたら、エイド。

朝ごはんを食べていなかったので、ここで、一口大のおにぎりを2個手に取り、1個をパクリ。

もう一つは、手に持ちながら。結果、バックにしまい込んで、後半で私の胃袋におさまる事に。

また、スタート地点のホテル三日月を通り越し、ひたすらロードを走ります。

ペースは、7分ちょい。

練習では、6分半で50キロまで走れたけど、大事をとって、無理せず。

大体、単品で走る事が多い私。

気付くと、やっぱり単品・・・・・

ちょっと不安なので、目で追える範囲までランナーを追って、安心材料確保。

途中、足元に注意を取られてたら、道を間違えた・・・・(;^_^A

後続のランナーさんに声かけ謝って被害は最小限に。

なんだか、HPでは、平坦なコース・・・とあって安心して参加したけど、進む前方には、山とトンネル。

山の間のロードを走り・・・・・

時々、海。しかも、眼下。時々砂浜。

途中、後ろで“ドタ!!”と。

振り向いたら、女子ランナーが、側溝に足を取らて、転倒。

周りの女子たちと対応。応急処置をしようにも、出血が止まらん。バンダナでグルグル巻きにして、丁度通りかかったスタッフの車に声かけて、対応を任せました。

気付くと、この中の女子が、風呂で盛り上がった女子。

しばし二人で盛り上がり走り、お互いの健闘を称え、ゴールでね!ってそれぞれのペースで別れた。

そっから、また単品で淡々と。

海岸線に出て、海岸にもそれぞれの顔が有る事に気付く。

夏場は多くの人で賑わうであろう穏やかな波の海水浴場。漁業の船着き場があって、網や船や小屋が隣接している海岸。サーファーがいっぱいの波の高い海岸。ヒジキ業?で、皆で採っている岩場の海岸。漁業市場がある海岸。花々がきれいに栽培されて、花摘みが行われている海沿い。

      

当たり前だけど、地域の方々の生活がほんのちょっと見れて、なんだか感銘を受けたりして。

そんなこんなを考えながら走っていたら、50キロ付近で雲行きが怪しくなり、雨ですわ‥‥

そう。私の天気予報的中。

このために準備してました!!

だけど、どっちを着るか??

赤いブレーカーとビニール袋。

Kさんは、雨合羽を持参してるから大丈夫だ。良かった。備えあれば患いなし。

なんて心配して安心して。

考えた結果、ブレーカーは腰に巻いたままで、雨が上がってからの冷え防止に取っておくことにして、ビニール袋を着る判断をした。

しかし、寒い。めっちゃ寒い。

手袋や袖。足が濡れてしまい、かじかんで来た。

以前、姐さんや兄さんが、冬の練習時に手がかじかんで靴ひもが解けない・・・・・って言ってた。そんな中でも私は大丈夫で、どれどれ・・・って解いた事も有ったなあ。なんて思い出した。

こんなにも動かないものか‥‥体験してみないとわからない。

って、こんな時に、私の“やる気スイッチ”がオン!になってしまい、ペースアップ。

抜くわ抜くわ…

 

そして、途中、海岸線を走っているとき、突然、お腹が急降下!!かあちゃん、一大事発生!!

左は海。右は、堤防。その右は道路。民家はその向こう。

走りながらの腹痛は、初めてかも・・・・・・・

最悪民家に駆けこもうと思うも、堤防を越える所がない!!

途中、チャリダーの2人組をみつけ、慌てて聞いたんだけど、地元じゃ無いらしく。

周りを見渡したら、遠くに、コンビニの看板が!!

(笑)

ダッシュ。1キロ弱。必死。

ビニール袋を被ったずぶ濡れの婆ちゃんが飛び込んできたら、そりゃあびっくりするだろうよ。

そんでも、にっこりとトイレを貸してくれた店員さん、感謝です。

手ぶらで出る事に心苦しく思い、何か食べたいか考えたが、何もない・・・・緊急時用に塩にぎりのおにぎりを1個買って店を出た。

おじちゃんが声かけてきて、しばし現状の説明を。ぶったまげても、頑張れ!!って励ましてくれたおじちゃん、ありがとうございました。それを聞いてた関係ない男子、笑ってたよ。

すっきりして良い調子で少し走ると、ノースリーブと半パンで何も持っていない女子ランナーが前に。

こんな寒い中、凍えるんじゃないか・・・と心配になり、ブレーカーを貸そうか迷った。

が。

準備もレースのうちだろう。

って考えを変え、そのまま抜いた。

気持ちよく雨の中を走って、雨が上がった頃の57キロのエイドでビニールを脱ぎ、ブレーカーを着込み、走り出した。

体は大丈夫。冷えも解消してる。

こっからは、距離との戦いとなってきた。

段々と飽きてきた。体の痛みは、左ひざの内側と、右足の甲。

ごまかしながら暫く走っている。

練習時と違った場所に痛みが出ているのは、予想外。結構痛い。

心配していた靴のあたりと、両腰の脇は、我慢できる。

練習できつい思いをしていたから、本番はこんなんで済んでいるんだって思った。

距離表示のある5キロ毎の数字と記念撮影して気晴らし。

後で見ると、距離ごとに老けていく(笑)

70キロ時点では、生気が抜けてる(笑)

そんな中、4~6キロ毎にあるエイドが元気のもとになってくれた。

  

エイドの間は、とおーーーーーく前を走るランナーを探し目で追い、コースが間違わないように淡々と走る。

そのうちに、ゴールの野島崎灯台が見えてきた!!!!!!!!!

って思ったら、時計の充電が残り少ないって表示。

時計をセイコースーパーランナーに変えたけど、(笑)(笑)距離わかんない(笑)

最後のエイドを出てから残り4キロ位で、またスイッチオン!!

だって、ここまで、心肺機能は全く負担かかっていない。

少しは、ゼーゼーしたいじゃない!?

なんて考えが出てきて。

ラスト1キロで、野島崎におれた。

「ナイスラン!!」て声かけてくれた男性が居て、嬉しくてダッシュ。

だけど、途中でコースに不安になり立ち止まり、後続ランナーを確認してまたダッシュ。

10時間57分でゴール!!!!!

完走メダルを貰い、完走証を貰い、荷物を受け取った。美味しいカニの入った磯汁を食べたが、寒気が半端なく、会場でKさんを待つのは無理なので、ブレーカーを着込み、震えながらホテルへ。

チェックインして、部屋であったまった。

1時間後、Kさんを迎えにゴール付近に。

体がバッキバキで動かない!!固まってしまった。ちょっと辛かったんだけど、歩いて応援に。

残り1キロの所で待っていると、暗い中、Kさんが!!

頑張って走ってきました!!

100キロ、ゴールの瞬間を撮影。

凄い、ウルトラランナー誕生です!!

磯汁食べて、2人でホテルまで歩いて行き、Kさんチェックイン。

すぐ、食事にしたけど、Kさん、疲労困憊であまり食べれず。

私は、歩いたお陰で筋肉疲労が軽減。食欲もある。

 

25キロ差は結構あるんだなあと思った。

そんでも、無事のゴールを祝って、乾杯し、翌日の時間を打ち合わせし、それぞれの部屋でおやすみなさいとなりました。

私は、珍しくアルコールを頂いたので、シャワーがやっと!!で、ベッドに倒れこました。

 

終わったよ。

エントリーしてから、自分で練習考えて、ひとりでロング走までやって。

やればできるんだなあ~って思った。

だけど、楽しかったか??と問われたら、う~ん・・・・・・・

すでに、他人事に近い。

本当に75キロ走ったのか??

って感じ。

翌日に続く