昨日の夜はパウロ・コエーリョの小説『ベロニカは死ぬことにした』を読んでおりました。
パウロ・コエーリョの小説を読むのは、『アルケミスト - 夢を旅した少年』以来の2冊目です。
翻訳されて真木よう子の主演で映画化されているみたいです。映画のほうはまだ観ていません。
恵まれているけど何かが欠けていると思っていた主人公のベロニカは自殺を試みる。
自殺は失敗。自殺未遂の後遺症で人生が残り数日となったベロニカは、送られたサナトリウムで生きる意味を取り戻していく……。
挑発的な小説。
最初は読み進めるのが何だか苦しかったけど、途中から夢中になって読みました。
わ、私も、もっと尖がらないと……。
丸くなっちゃ駄目だ。
ナイフみたいに尖らないと……。
あぁ。で、でも、真ん丸になっていたほうがエネルギーを使わなくて済むから、楽なんだよなぁ。
いや、だ、駄目だ。もっと尖らないと……。