狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

野生の血が疼いた?

2010年12月27日 22時47分42秒 | その他の日記



 本日も倉敷は晴れておりました。
 最高気温は七度。
 最低気温は零度でありました。
 明日は午後から雨となるかもしれないっす。お気を付けを。


 先日、勤め先の店主の飼い犬の龍之介君を散歩に連れ出し遊んでいた時の事。
 龍之介君がいきなりいつもの散歩のルートを外れて、どこかの会社の資材置き場らしき広場へ突進する。
 龍之介君は力が強いので私では簡単には制止出来ない。
 龍之介君は何かを探している模様。しきりに何かを嗅ぎまわっている。な、何を、探していらっしゃる??

 どうやら小動物がいた模様(私はその姿を見ていない)。

 広場には不法侵入になるので、龍之介君の狩りは全力で阻止しました。
 龍之介君は不満顔でありました。

 野生の血が疼いた? 龍之介君。
 でも、いきなり狩りを始めるのは止して頂きたいです。
 吃驚いたしましたよ。

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『獏の食べのこし』/中島らも

2010年12月27日 21時55分16秒 | 小説・本に関する日記


 昨日の夜は、中島らものエッセイ集『獏の食べのこし』を読み返していました。

 落ち着いた居酒屋で隣の席で飲んでいる酔っぱらった見知らぬおっさんが何処かの誰か架空の人と話しているのを、横で盗み聞きしているような気分になる。
 隣で聞いていて、面白くて思わず忍び笑いをしたり、よい話にこっそり肯いたり、くだらない話に「阿呆かっ!」と頭を引っぱたきたくなるんだけど見知らぬおっさんだから出来ない~と悶絶したり……、そんな気分にさせられる。

 変なおっさん。
 偏狭で頑固で飄々としていておっちょこちょいで愉快なややこしいおっさん。
 綺麗でお洒落で清潔で健全な世界では多分生きていけない残念なおっさん。
 いやそんな世界でも飄々と生きてゆくだろうか? 変な逞しさがあるような気もする。


 中島らもは、昔のロックンローラーのような死に方をした。
 まだまだ生きられたのに。
 私は中島らものファンだった。
 でも、だからこそあんな死に方をしてこの世からおさらばした中島らもが嫌いである。
 でも、中島らもの作品群は今でも大好きである。





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