狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『ペンギン・ハイウェイ』/森見登美彦

2010年12月08日 13時07分19秒 | 小説・本に関する日記






 森見登美彦の小説『ペンギン・ハイウェイ』が第31回日本SF大賞を受賞した!
 び、吃驚だ!!

 私、森見登美彦はSFの人ってイメージを持っていなかったので、驚いております。
 文芸の人、或いはファンタジーの人かと思ってた。
 『ペンギン・ハイウェイ』を読んでも、私のSF魂(危うく森奈津子風にSF○○○と書くところでした。ちなみに○○○の所は伏字とさせていただきます)は反応していませんでした。

 た、確かにSFといえばSF。
 う~ん。SFのプロパーな人達はSF魂のスケールが違う。
 『ペンギン・ハイウェイ』をSFの枠に入れちゃって、しかも日本SF大賞に選ぶとは。
 面白いですよ。『ペンギン・ハイウェイ』は。
 でも、日本SF大賞は日本のSF界のコアな所から選ばれるのだと思ってた(勝手に)。
 懐が深いっす。

 私は森見登美彦のファンなので、うれしいっす。



 主人公の小学生の男の子が暮らす郊外の街に突然大量のペンギンが出没する。
 主人公の男の子は大量に出現するペンギンの謎を解明すべく探求をはじめる……。 
 この『ペンギン・ハイウェイ』は、小学生の男の子が主人公で、いつもの森見節がくにゃっとねじ曲がっていて可愛らしい。
 ハードなSFではなく、ファンタジー色の濃い作品です。

 面白いですよ。



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じっと見つめたまま硬直してた……。

2010年12月08日 09時29分35秒 | 休日の日記





 本日の倉敷は晴れています。
 本日は私、お仕事がお休みの日であります。
 今日は何をしようかと、思案中であります。


 先日、通勤でてくてくと歩いていたら、小型犬と遭遇いたしました。
 飼い主さんと散歩中の模様。
 おぉ、ちいさい、とその小型犬を見ていましたら、突然、その小型犬は私を見つめたままその場で停止。
 ちょうど、私の進路上でその小型犬が止まったので、私も停止。
 その小型犬はじっと私をみる。飼い主さんが促しても動かない。はて?
 唸っていないから怒っていない(多分)。でも尻尾を振っているわけでもない。はて?

 飼い主さんによると、「挨拶をしたいんだけど、(私が)しゃがんでくれないので近寄れない。でも挨拶したいしされたい状態」なのだそうです。
 しゃがんで頭をなでなでしてあげました。
 小型犬は私の手を舐めて満足したのか、立ち去っていきました。 

 う~ん。作法にも色々あるのですね。
 吃驚いたしましたよ。

 可愛い犬でありました。



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