森見登美彦の小説『ペンギン・ハイウェイ』が第31回日本SF大賞を受賞した!
び、吃驚だ!!
私、森見登美彦はSFの人ってイメージを持っていなかったので、驚いております。
文芸の人、或いはファンタジーの人かと思ってた。
『ペンギン・ハイウェイ』を読んでも、私のSF魂(危うく森奈津子風にSF○○○と書くところでした。ちなみに○○○の所は伏字とさせていただきます)は反応していませんでした。
た、確かにSFといえばSF。
う~ん。SFのプロパーな人達はSF魂のスケールが違う。
『ペンギン・ハイウェイ』をSFの枠に入れちゃって、しかも日本SF大賞に選ぶとは。
面白いですよ。『ペンギン・ハイウェイ』は。
でも、日本SF大賞は日本のSF界のコアな所から選ばれるのだと思ってた(勝手に)。
懐が深いっす。
私は森見登美彦のファンなので、うれしいっす。
主人公の小学生の男の子が暮らす郊外の街に突然大量のペンギンが出没する。
主人公の男の子は大量に出現するペンギンの謎を解明すべく探求をはじめる……。
この『ペンギン・ハイウェイ』は、小学生の男の子が主人公で、いつもの森見節がくにゃっとねじ曲がっていて可愛らしい。
ハードなSFではなく、ファンタジー色の濃い作品です。
面白いですよ。