昨日の夜は早く寝ようと思いながらも、森絵都の小説『カラフル』を読んでいました。
私、森絵都の小説を読むのは初めてでありました。
2000年の秋に実写で映画が公開されていますね。
今年の夏にはアニメーションで映画が公開されています。
どちらもまだ観ていません。
夏頃にアニメーション映画の公開の広告がテレビで流れていて、気にはなってはいたのです。
で、読んでみようそうしよう、と思って買ってみたのです。
生前に犯した罪により輪廻の輪から外された主人公の魂。
しかし天界の抽選にあたり、輪廻の輪の中に戻る為のチャンスを得た。
下界で別の誰かの体を借りて一定期間修行する。前世の記憶を取り戻し過去に犯した罪を思い出せば修行は終了。輪廻の輪の中に戻ることが出来る。
主人公の魂が乗り移ったのは「小林真」という名前の14歳で自殺を図った中学3年生の少年だった……。
テンポがよくてサクサク読める。
でも、展開やラストは予想できる。
でも、面白くていいお話。
世の中には、どうにもならない事や取り返しの付かない事もあるけど、それでもしぶとく生きなきゃね。
そんなお話でありました。
お勧めであります。
特に、悩み事を抱えて一杯一杯になっている中学生のお方。
読んでみては如何?