昨日の夜は、映画『レイチェルの結婚』のDVDを観ていました。
主人公のキムは麻薬中毒者の更生施設の入退院を繰り返している。
姉のレイチェルが結婚することになったので結婚式に参加する為に実家に帰ってきた。
姉の結婚を祝福するつもりなのに、キムは家族達と衝突してしまう……。
監督は、ジョナサン・デミ。
出演者は、アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、デブラ・ウィンガー、トゥンデ・アデビンペ、アンナ・ディーヴァー・スミスなど。
物語っぽい物語を構築する気は全くなかったのかな?
淡々と壊れているのに何とか取り繕おうとする家族を優しく残酷に描いています。
観ている者に気持ちよくカタルシスを与えないのはリアルを追求したってことでしょうか?
家族なのに家族だからこそ思っていることが伝わらない。それ故、傷つけあい憎しみ合い、でも許しあう。
痛々しくって切ない。
ラストシーンは好きです。ああでないと嘘っぽくなってしまう。
面白かったです。