昨日の夜は、映画『ロボット』のDVDを観ていました。
工学博士のバシーガラン博士は自分の姿に似せた高性能の人型ロボットを完成させる。
しかし人の感情を理解しない為にそのロボットは問題を起こしてしまう。
バシー博士はロボットに人の感情や常識を教えるのだが……。
その結果、そのロボットはバシー博士の恋人に恋心を抱くようになってしまう……。
監督は、シャンカール。
出演者は、ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ、ダニー・デンゾンパ、サンターナム、カルナースなど。
SFアクション映画で、インド映画です。
お話の筋はどこかで見たことがあるような読んだことがあるようなありふれたお話。
でも、そのありふれたお話をこの映画はぶっ飛んだ表現の仕方で表現している。おったまげました。
あっけらかんと製作者が面白いと思っているものを並べて繋げている。
ワイヤーアクションの専門家を連れてきたからたっぷりワイヤーアクションを見せるよ。カンフー映画のスタッフがいるからカンフーアクションでも盛り上げるよ。CGの専門家やSFXの第一人者を呼んでいるからCGやSFXでも楽しんでもらうよ。主役はダンスが得意だからダンスでもお楽しみいただくよ。と、盛りだくさんにあらゆる要素を突っ込めるだけ突っ込んでる。
普通、これだけごった煮の作品は統一感が無くなるはずなんだけど、面白けりゃいいのさと突っ走っていて不思議とバラバラにはなっていない。
でも他の国ならこんな映画の作り方は不可能だろうなぁ。
冗長に感じるところがあるけど、面白いでしょ面白いよね面白けりゃいいのさと面白さをテンコ盛りにした疾走感は半端無いです。
後半のアクションシーンは驚きましたよ。何と書いたらよいのか。
馬鹿馬鹿しくて呆れるんだけど面白い。
ただ台詞で何回か前後の脈絡が合わないところがありました。
もしかしてカットされてる?
そこは残念でありましたよ。