狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

バナナの皮が置いてあったが如く。

2014年02月09日 18時52分24秒 | ご近所に関する日記



 本日2月9日は、室町幕府最後の将軍足利義昭が官職を辞して准三宮の待遇となった日で、伊能忠敬が日本初の実測地図とされる蝦夷南東海岸と奥州街道の略地図を江戸幕府に上呈した日で、日米修好通商条約批准書交換のため新見正興を正使とした遣米使節団が浦賀を出港した日で、井上準之助前蔵相が失政を問われて血盟団員・小沼正により射殺された日で、ジョセフ・マッカーシー米上院議員が国務省に共産党員が在籍していると演説した日で、民営化されたNTTの株が株式公開された日で、手塚治虫がお亡くなりになった日で、漫画の日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は八度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。


 昨日は倉敷は午前中は雪が降っていて雪が積もっておりました。
 倉敷で雪が積もるのは本当に珍しいです。
 皆様、道をおっかなびっくりで歩いていました。




 今朝はアスファルトの道は雪が幾らか溶けてはいました。
 なので昨日より楽に歩けると思っていたのですが、溶けた雪が凍っていて滑る滑る。路面凍結恐ぇ~。
 昨日よりも今朝のほうが歩いていて怖かったです。
 雪が積もっていたほうがまだ歩きやすいっすね。
 油断大敵でありました。

 今日は午前中は晴れていて温かかったので、主なアスファルトの道路は雪が溶けていましたよ。
 明日は倉敷は平常運転となりそうです。
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『娘道成寺 蛇炎の恋』

2014年02月09日 15時21分11秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『娘道成寺 蛇炎の恋』のDVDを観ていました。
 レンタルDVD屋さんで『片腕マシンガール』を借りようとして何故か隣にあったこの作品を借りていました。

 双子の姉妹・遙香と詩織は共に舞踏の世界で活躍していた。
 遙香はモダンダンス、詩織は日本舞踏の世界で有望視されていた。
 しかしある日、詩織が投身自殺してしまう。
 遙香は妹の詩織の自殺の原因を知る為に詩織が師事していた歌舞伎の女形・村上に弟子入りする。
 のだけれども……。

 監督は、高山由紀子。
 出演者は、九代目中村福助、牧瀬里穂、須賀貴匡、真矢みき、風間トオル、岸部一徳、六代目中村児太郎、峰岸徹、毬谷友子、城火呂絵、ミッキー・カーチスなど。

 歌舞伎と舞踊の世界を描いた作品です。




 orz。
 面白い題材のはずなのに……。orz。


 この監督さんは役者の演技力を信用していない。それに観る人の想像力を信用していない。そして映像の力を信用していない。
 台詞で全てを説明しようとしている。映像で表現する気が無い。としか思えない。
 ではその台詞が素晴らしいかというと……。説明的な台詞でしかない。吃驚するくらい説明的な台詞。
 なので役者さん達は凡庸で説明的な台詞を喋るだけで精一杯で窮屈な演技しかできない。
 陳腐で説明的な台詞と凡庸な演出プランで役者さん達が演技をする余地がなくなっている。
 もっともっと様々なことが表現できる役者さんが出演しているのに……。orz。

 物語も筋の通ったものが無い。表層的。
 物語と『京鹿子娘道成寺』のお話がシンクロすることもない。
 芸の道に生きる者の業をおそらく描きたかったのだろうけど、重く深いフリをして軽いし結論が出ていない。
 業とか想いとかはあんなに軽いものなのか? 陳腐なメロドラマ。
 確固たる結論が無いからラストが締まらないものになっている。

 大体、九代目中村福助を引っ張り出して何やってんのさ。
 観る人に「凄い」と思わせる映像を撮らないといけないのに、陳腐な撮り方をして役者に「凄い」と言わせて説明させてどうするのさ。
 それでは九代目中村福助の芸さえも陳腐なものに引き摺り下ろされてしまうよ。orz。


 面白い題材のはずなのに。orz。
 まさかの時間の無駄とは。orz。
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