狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

寒菖蒲(寒アヤメ)その5。

2014年02月18日 18時31分35秒 | お花に関する日記




 本日2月18日は、イタリアでメディチ家に対する陰謀が発覚してニッコロ・マキャヴェッリが連座して捕らえられた日で、元スコットランド女王メアリーがイングランド女王エリザベス1世の暗殺計画バビントン事件に加担したことにより処刑された日で、江藤新平ら反乱軍が佐賀城の佐賀県庁に籠もる佐賀県権令岩村高俊の部隊と戦闘して政府軍が敗走した日で、日本からの移民を制限する日米紳士協定が締結された日で、東北行政委員会が満洲の中国国民政府からの独立を宣言した日で、貴族院本会議で菊池武夫議員が美濃部達吉議員の天皇機関説を非難した日で、日大闘争で機動隊導入により日本大学の全学封鎖が解除された日で、リチャード・ニクソン米大統領が条約遵守・自主防衛努力の強化と援助・「核の傘」提供の「平和三原則」を強調する外交教書を発表した日で、ロナルド・レーガン米大統領が経済再建計画・レーガノミックスを発表した日です。

 本日の倉敷は曇り空でありました。
 最高気温は五度。最低気温は二度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。





 上の写真に写っているお花は、「寒菖蒲(寒アヤメ)」です。
 寒菖蒲のお花に関しては、2013年3月22日の記事2012年1月22日の記事2011年2月20日の記事2009年1月25日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2013年と2012年と2011年と2009年の寒菖蒲のお花の記事です。




 寒菖蒲のお花の花言葉は、「真心」です。
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『ロケットガール 2 天使は結果オーライ』/野尻抱介

2014年02月18日 13時31分33秒 | 小説・本に関する日記



 昨日の夜は、野尻抱介の小説『ロケットガール 2 天使は結果オーライ』を読んでいました。
 『ロケットガール1 女子高生、リフトオフ!』の続きです。



 南太平洋にあるソロモン諸島の島・アクシオ島で日本初となる有人ロケットの打ち上げを計画していたソロモン宇宙協会は、失敗続きの新型ロケットLS-7の代わりに実績のある旧型ロケットLS-5を導入することにした。
 しかしLS-5はパワーが不足していて宇宙飛行士候補の78㎏の体重が問題視された。宇宙飛行士候補には体重78㎏から50㎏に減量するよう指示が出されたが、短期間での急激な減量に宇宙飛行士候補は恐れをなして逃げ出してしまった。
 日本政府からは「失敗したら計画を打ち切る」との通達が届いている。

 高校生の森田ゆかりは夏休みを利用して父親を探してアクシオ島に来ていた。
 偶然、ゆかりと知り合ったソロモン宇宙協会の所長はゆかりが小柄な体格で体重が40kg以下である事を知り、逃げた宇宙飛行士候補の代わりにLS-5に理想的な体格と体重のゆかりを言葉巧みにソロモン宇宙協会に誘って宇宙飛行士に仕立て上げる。
 ここまでが『ロケットガール1 女子高生、リフトオフ!』。



 史上最年少の宇宙飛行士としてソロモン宇宙協会でミッションに従事している森田ゆかりとマツリ。
 あるミッションで大気圏再突入時にトラブルが発生して軌道が大きくずれて2人のオービターは日本に不時着してしまう。
 無事に不時着したのだが、大気圏突入前後で故障した実験装置のトラブルは解消されていない。
 そこに小柄な少女が現れて故障した実験装置に応急処置をほどこす。
 少女の見事な手際に感心したゆかりはその少女を3人目の宇宙飛行士にスカウトするのだけれども……。



 前半部は3人目の少女の宇宙飛行士の採用テストのお話がメイン。
 後半部はスペースシャトルと冥王星探査機のトラブルを解消するミッションがメインのお話となっています。


 面白いです! 
 「女子高校生が宇宙飛行士になる」という文章だけを切り取ったら荒唐無稽に思われるかもしれませんが、理詰めでその部分を押し切っているので小さくて体重の軽い少女を宇宙飛行士にするのは合理的と思えてきてしまいます。
 宇宙でのミッションのシーンは困難な状況が発生してハラハラドキドキの展開。
 大勢の人達が長い年月をかけた成果に対する想いや自分の仕事へのプライドなど面白いシーンが満載でありました。
 続きが出るらしいので続きを楽しみにしております。
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