馬酔木（アセビ）

　本日２月１３日は、鎌倉幕府第３代将軍・源実朝が鶴岡八幡宮で甥の公暁により暗殺されその公暁も殺害された日で、イングランド王ヘンリー８世が５番目の妃だったキャサリン・ハワードを不義密通の疑いで処刑した日で、異端審問のため出頭を命じられたガリレオ・ガリレイがローマに到着した日で、スコットランドでグレンコーの虐殺事件が起こった日で、尾張藩で青松葉事件が起こった日で、「平民苗字必称義務令」が布告された日で、第二次世界大戦でイギリス空軍とアメリカ空軍が無防備都市宣言していたドレスデンを空襲した日で、ＧＨＱが改正憲法草案（マッカーサー草案）を日本政府に手交した日で、東京都教育庁が共産主義の教員２４６人に退職を勧告した日で、ソビエト連邦が国家反逆罪でソルジェニーツィンを国外追放にした日で、東京地検特捜部がリクルート前会長江副浩正ら４人を逮捕した日で、アンドリュー・ワイルズのフェルマーの最終定理の証明に誤りがないことが確認された日です。

　本日の倉敷は晴れのち曇りでありました。
　最高気温は七度。最低気温は二度でした。
　明日は予報では倉敷は曇りのち雨となっております。



　上の写真に写っているお花は、「馬酔木（アセビ）」です。
　ツツジ科アセビ属の常緑低木です。

　学名は、Pieris japonica。
　英名は、Japanese asndromeda。
　別名に、アセボやアシビがあります。

　有毒植物で葉は煎じて殺虫剤に利用されるそうです。
　毒部位は、全株、葉、樹皮、茎、花。
　毒症状は、血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺です。

　名前の由来は、馬が葉を食べれば毒に当たって酔うようにふらつくようになる木という所から付いた名前だそうです。

　原産地は、日本。
　開花期は、２月から４月ごろまで。

　馬酔木のお花の花言葉は、「犠牲」や「献身」や「清純な愛」です。

『闇の帝王ＤＯＮ ベルリン強奪作戦』

　昨日の夜は、プライベートな雑事が溜まっていたのですがそんなものは窓の外に抛り捨てて映画『闇の帝王ＤＯＮ ベルリン強奪作戦』のＤＶＤを観ていました。
　やるべきことはたんまりあるのですが、まあ、よいではないかよいではないか。
　たまには息抜きをしないと息が詰まってしまいます。
　当ブログをお読みになっているお方には「お前は息を抜きすぎなのではないか？」というツッコミが当然あると思いますが、有無を言わせず却下します。


　『闇の帝王ＤＯＮ ベルリン強奪作戦』はインド映画でピカレスクロマンです。


　アジア最大の犯罪組織を率いる男・ドンがインターポールに現れる。
　ドンは裏社会の膨大な情報を提供する代わりに彼の容疑の取り下げを要求する。
　しかし彼の取引は拒否されてドンは逮捕されて死刑囚としてマレーシアの刑務所に送られる。
　そこにはかつてドンの命を狙って刑務所送りにされた男・ワルダーンが収監されていた。
　ドンはワルダーンに脱獄を持ちかけて……。


　監督は、ファルハーン・アクタル。
　出演者は、シャー・ルク・カーン、プリヤンカー・チョープラー、ララ・ダッタ、ボーマン・イラニ、リティック・ローシャン、オーム・プリ、クナル・カプール、など。


　悪党が主役の痛快な活劇ものです。

　表現が大仰で分かりやすくて楽しい。
　話をきちんと整理してまとめるより観る人に痛快さや快感を与えることを重視して勢いを殺さないようにしているのでお話にはアラがあるのだけれど、いいんだ、そんなものは。面白ければ。

　私、シリアスなシーンでもくすくす笑っていました。
　コメディーではなくスリリングなアクションものでピカレスクロマンなんだけど。外連味がたっぷりで派手で仰々しくて大げさで楽しい。
　これは本来の楽しみ方ではないのかもしんないけどここまで突き抜けてしまうと面白くてしょうがない。
　映画的にはもっとスマートにできると思うんだけど、スマートにしたらつまらないものになりそう。
　ルパン三世の五右衛門の斬鉄剣にツッコミを入れても野暮なように、この映画の仰々しさにツッコミをいれるのは野暮かな。
　その意味では、外連味たっぷりなのを楽しむのは正解かも。
　いや、間違っているのかな？　
　よく分かんないや。

　とにかく面白かったです。
　まぢで。