闇よりもなお昏きもの 夜よりもなお深きもの

　本日２月１１日は、神武天皇が即位した日とされる日で、ローマ皇帝ネロが義弟ブリタンニクスを暗殺した日で、三浦半島に日本初の洋式灯台である観音埼灯台が完成した日で、大阪会議が開かれた日で、大日本帝国憲法・皇室典範などが公布された日で、文部大臣森有礼が事実無根の新聞報道によって西野文太郎に刺された日で、ローマ教皇庁とムッソリーニ政権下のイタリア王国がラテラノ条約を締結した日で、血みどろの内ゲバ殺人を繰り返していた日本の新左翼の革労協（社青同解放派）と革マル派の抗争で革マル派メンバーが革労協書記長の笠原正義が乗っている自動車の前後に車を割り込ませて取り囲んで笠原に鉄パイプを振り下ろして笠原を滅多打ちにして殺害して逃走した日で、ルーホッラー・ホメイニー率いる革命軍が首都・テヘランを掌握してイラン革命政権が成立した日で、南アフリカ共和国で政治犯として捕えられていたアフリカ民族会議の最高指導者ネルソン・マンデラが釈放された日で、建国記念の日で、紀元節です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は五度。最低気温はマイナス一度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




　先日の事。
　仕事帰りで街灯の無い暗闇の道をてくてくと歩いていると車が私に突っ込んできました。
　ひらりとかわして事なきを得ましたが、な、何をなさる？？

　どうやら車を運転していたお方は私に気が付かなかった御様子。
　私は存在感を消すことにかけては倉敷でも有数の者だからなぁ。ついうっかり存在感を消してしまっていたよ。危ない危ない。
　しかも私は全身黒か黒に近い色の服を着ていることが多くその日も全身黒の服。
　夜に黒の服で闇に紛れ夜に溶け込んで存在感を消していたら気が付かない、だろうなぁ。
　これは私が悪い。

　もう少し気を付けねばなるまい。と思っているところでございます。

『スチームボーイ』

　昨日の夜は、アニメーション映画『スチームボーイ』のＤＶＤを観ていました。

　舞台は１９世紀のイギリス。
　主人公のレイは、マンチェスターで暮らす発明好きな少年。
　祖父のロイドと父のエドワードはアメリカで研究者として働いている。
　ある日、レイの家に祖父のロイドから品物が届く。
　ちょうどその時、祖父と父が勤めているオハラ財団の人間がレイの家に現れて……。

　大友克洋監督作品のスチームパンクです。




　どうしよう？
　「感想は？」と訊かれたらどう答えよう？

　大友克洋監督の作品ってことで観る前の私の中での期待値が異様に高かった。
　物凄くハードルが上がってしまった状態で観てしまった。
　その期待を軽々と乗り越えたかと言われるとそうでもない、と思う。でもあくまでこれは私の主観。

　大友克洋監督の作品ということを知らずに観たならどうだっただろ？
　ロンドンの街を大惨事から守らなきゃって行動しているのに大惨事になってるじゃん！ とか、もっとスケールの大きいお話にして欲しいとか、色々あるけど悪くはないって評価になるかなぁ？ でも良くもないんだよなぁ。う～む？

　ハードルを上げすぎちゃったかなぁ。

　何だかもやもやっす。