本日6月24日は、新田義貞軍が武蔵国久米川で鎌倉幕府の軍勢を破った日で、足利義満が最初の遣明使を派遣した日で、ジョン・カボットがヴァイキング以降ヨーロッパ人で初めて北アメリカ大陸に到達した日で、蛮社の獄で渡辺崋山や高野長英らが逮捕された日で、ドイツ外相のヴァルター・ラーテナウが暗殺された日で、ナチス・ドイツがラインハルト・ハイドリヒ暗殺の報復としてチェコのレジャーキで住民を虐殺した日で、ソ連が西ベルリンへの通行を禁止してベルリン封鎖を始めた日で、吹田事件と枚方事件が起こった日です。
本日の倉敷は雨が降ったりやんだりりしていましたよ。
最高気温は二十五度。最低気温は二十一度でありました。
明日は予報では倉敷は曇り空となっております。
先日の事。
友人と会いました。否、遭いました。
友人は遭って早々に「お肉だ! お肉を喰らうのだ!」と言いました。
まずは「ごきげん如何?」と挨拶をせねばなりません。
挨拶した後に「お肉だ! お肉を喰らうのだ!」に応対しました。お肉?
「そう。お肉を食べるのです。お肉を食べて元気もりもりと肉食となり狩りに出るのです」
ほほう。肉食? 狩り? ツッコミどころがあるけれどもスルーします。
「もうね。親とか親戚とかに結婚しろとか見合いしろとかやいのやいのと言われるのは嫌になったのです」
ふむふむ。あれは精神的にきついですからねぇ。
「ならばいっそのこと我が手でお相手のお方をがしっと掴み取るべく狩りに出るべきであると悟ったのです」
成程。悟ったのですか。良い狩場は見つけたのですか?
「良い狩場など存在しません。良い獲物は見つけました」
ふむん。ターゲットは決まっているのですね。
「はい(はあと)。ロックオンです」
といふことは私に恋の相談でありますか? この私に?
「恋の未熟者であるあなたに恋の相談などしません。無駄です。ただアタックをかける勇気を出す為にお肉を食べねばならぬと思っているのです」
……。食べればよいではないですか。
「一緒に焼いたお肉を食べに行こう、と誘っているのです」
……。一人で食べればよいではないですか。
「あなたもお肉を食べるべきです。このまま孤独の荒野をひた走るおつもりですか?」
……。私に狩りに出ろと? 恋の未熟者なのに? 紳士淑女が身につけているといわれる恋の駆け引きの作法など何も知らないのに?
「何事も経験ですよ? 経験値が増せば大丈夫です」
……。
「さっと炙った血の滴るようなお肉を口の中に放り込む。美味しいですよ?」
……。
「お肉、お肉、お肉食べよう!」
……。
先日、友人とお肉を食べました。
お肉を食べたところで肉食獣になるわけではなく狩人となるわけではありません。
でも、テンションは上がりました。
この上がったテンションを何に活用しようかな。と悩んでいるところなのでございます。