狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

秋風の ふきぬけゆくや 人の中

2017年11月01日 17時22分19秒 | 季節の御挨拶






 本日11月1日は、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画が公開された日で、北野天満宮で豊臣秀吉主催の茶会北野大茶湯が行われた日で、大黒屋光太夫がエカチェリーナ2世の茶会に招かれて日本人で初めて紅茶を口にした日で、黒岩涙香が『萬朝報』を創刊した日で、オスマン帝国が滅亡した日で、中華民国首都南京で中華民国政府の汪兆銘行政院長が国民党左派広東系の犯人グループによって狙撃され重傷を負った暗殺未遂事件が起こった日で、日比谷公園で餓死対策国民大会が開催された日で、トイレットペーパー騒動が発生した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十九度。最低気温は七度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。




 今日から霜月。
 11月ですね。
 今年もあと2か月となってしまいました。
 ついこの間お正月を迎えたやうな気がします。
 なのにもう11月です。
 光陰矢の如しです。速過ぎます。
 時間泥棒が出没しているのでしょうか? う~む。



 皆様。やり残したことはございませんか? 
 私はたくさんあります。あまりにもたくさんすぎて頭がくらんくらんします。
 やり残したことをお空の彼方にぶん投げたいです。
 しか~し、今年はまだ2か月もあります。
 やり残したことは何とか頑張ってやっておきませう。


 晩秋の候です。
 皆様が実りの秋を送りますよう、お祈り申し上げます。

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あなたが何を言うかはさして問題ではない。重要なのはあなたが他の人に何を思い描かせるかである。

2017年11月01日 15時57分50秒 | その他の日記





 ここ数年で不思議に思っていて全くよく分からないことがあります。

 野党が勢力を伸ばす条件は、現政権を支持している人達を野党側に引き付けその人達に野党側を支持してもらうことがあげられるはずです。
 そうであるにもかかわらず、野党を支援している人達や野党の政治家達は現政権を支持している人達を時には愚かだと言い切り時には悪に加担していると述べる。
 そのように云われた人達がどのような気持ちで野党を見つめるのか、想像したことがないのかしらん?
 説得して自分達に支持を替えてもらわなければならない人達に向かって、罵倒を繰り返す。
 そんなことをされて野党の支持に鞍替えする人がたくさん出てくると思っている人がいるとしたら、そんな人は阿呆なのでは?

 現政権と野党側の関係を、闇の軍団VS光のチームと述べたり悪VS正義と述べたり現政権の人間を「吊るせ!」とか「殺せ!」とか「死ね!」とか「監獄にぶち込め!」とか公の場で述べたりするならば、現政権を支持している人達はどん引きするとは考えないのですかね?
 そして、現政権の側には寛容の精神とか謙虚な心を求めるけれども、では野党側が寛容の精神とか謙虚な心などを発揮していると言えるのですかね?
 野党の政治家と野党を応援している人達は現政権に投票した人達の想いは完全に無視した状態なのでは?
 違う考えを持っている人達を完全に無視して拒絶した態度を取ってさらには「愚かだ」と述べるのならば、そのように云われた人達がどう思うか、想像できないのですかね?

 野党を支持する人達が懸念することは理解するけれども、それでも……。と考えて現政権を支持している人達は結構な数でいるのですよ。
 そんな人達も悪VS正義の争いであると勝手にされて悪者に勝手にされたら、どん引きするのは当然でしょ。

 公の新聞やTVでも一部ではありますがそんなことがなされているのですよ。
 逆効果となっているとは考えないのですかね?
 相手を罵倒することは、選挙で2/3を取った勢力を切り崩す方策としては最悪の方策だとは思わないのですかね?
 相手を一方的に悪だと決めつけるやり方は、選挙で2/3を取った勢力を支持した人達を敵に回すだけでその人達を野党側から引き離す行為だとは思わないのですかね?
 選挙で2/3を取った勢力を支持した人達がどのような想いを抱いているのかについて興味は無いのですかね?




 同じことを延々と繰り返すのならば、何度選挙を行おうとどのような選挙制度であろうと結果は変わりませんよ?
 野党側は、選挙で2/3を取った勢力を支持した人達の想いを延々と長い間、無視し続けてきているのです。
 この選挙で2/3を取った勢力を支持した人達の中には条件さえ揃えば支持を鞍替えする気が満々の人が少なからず存在するのですよ?
 でも野党の政治家や野党を支持している層はそんな人達の想いを完全に無視していますよね?
 それでどのようにして勢力を伸ばせると思っているのですか?
 それで何故に支持が集まると思っているのですか?
 この選挙で2/3を取った勢力を支持した人達の想いに幾つか答えた上で現政権とは違う独自の方法を具体的に実行可能な状態にまで煮詰めて提示しようとする気は……ないのですかね?


 ここ数年。野党側は同じことを延々と繰り返してきているのです。
 私はそれは逆の効果しか生み出していないと思うのですよ。
 何故にそんなやり方を延々と繰り返しているのか、不思議に思っているのであります。


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『予告された殺人の記録』/G.ガルシア=マルケス

2017年11月01日 14時24分29秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、G.ガルシア=マルケスの小説『予告された殺人の記録』を読み返していました。

 コロンビアの田舎町。
 町中が婚礼騒ぎで盛り上がった翌朝、サンティアゴ・ナサールは殺された。
 彼の死は多くの人から予告されていたにもかかわらず、犯行は行われた。
 何故にサンティアゴ・ナサールは殺されなければならなかったのか?

 実際に起きた事件をモチーフにして書かれた作品であります。




 町の多くの人はサンティアゴ・ナサールが殺される可能性があることを知っています。
 しかし彼が死んで当然だとも思っていません。
 その状態で犯行は実行に移されます。

 何故、事件は起こったのか?
 殺されたサンティアゴ・ナサールの周囲の人達はどのように思っていたのか? 
 白昼夢のような事件を精緻な筆致で描いています。

 面白いですよ。
 傑作であります。


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