狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

葉牡丹(ハボタン)その10。

2018年12月14日 17時01分55秒 | お花に関する日記





 本日12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを行った日で、マックス・プランクが黒体放射についてのプランクの法則を発表した日で、徳川好敏陸軍大尉が日本初の飛行実験に成功した日で、ノルウェーのロアール・アムンセン隊が南極点に到達した日で、国際連盟がフィンランド侵攻を理由にソ連を除名した日で、在日朝鮮人の帰還事業で初の帰国船が新潟港を出港した日で、女子高生の冗談が元で豊川信用金庫で20億円の取り付け騒ぎが起こった日で、日本が米輸入の部分開放を決定した日で、植芝盛平のお誕生日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。予想最低気温は三度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 上の写真に写っているのは「葉牡丹(ハボタン)」の葉です。

 葉牡丹に関しては、2017年12月15日の記事2016年12月15日の記事2015年12月10日の記事2014年12月11日の記事2013年12月3日の記事2012年12月30日の記事2011年12月29日の記事2010年11月22日の記事2010年4月27日の記事2008年12月28日の記事もよろしかったらご覧下さいませ。
 2017年と2016年と2015年と2014年と2013年と2012年と2011年と2010年と2008年の葉牡丹の記事です。

 葉牡丹の花言葉は、「記憶に残る想い」ですよ。


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ジャーナリズムはポピュラーだがフィクションとしてポピュラーなだけだ。新聞で見る人生と実生活は別のものだ。

2018年12月14日 15時11分31秒 | その他の日記





 平成30年12月4日の河野外務大臣会見記録によると、日露首脳会談関連では、

   読売新聞 梁田記者 「日露の交渉に関して伺います。
                  今日午前中の、参議院の外交防衛委員会の方で、大臣のご答弁の中で、内外のメディアにコメント等引用されて、
                  コメントの仕合になってしまうというのはよろしくないので、政府の方針を説明するのは差し控えるというのが、政府の方針だということだったのですが、
                  改めて政府全体としても答えは一切差し控えるという方針なのかという確認と、改めてそのような方針を取った理由をご説明いただければと思います」

   河野外務大臣     「これから日露で平和条約の交渉を加速化しようという首脳同士の合意がございましたので、これから交渉が始まるわけでございます。
                  政府としては、政府の考え方は交渉の場できちんと相手に伝える、交渉の場以外で様々なことを申し上げれば、当然、相手側からそれに対する反応を引き出すことにもなり、
                  交渉に資することにならないと考えておりますので、
                  交渉の場以外で政府の考え方を申し上げるのは、差し控えるというのが政府の方針でございます」

   読売新聞 梁田記者 「現時点でも、例えば外務省のホームページの方に「我らの北方領土」という、今までの経緯や方針を書いた説明資料などが掲載されていますけれども、そういったものは引き続き残していくということでしょうか、
                  政府の方針あるいは認識として、そういった既に公開されているものは残していくというお考えなのでしょうか」

   河野外務大臣     「政府の法的立場に変わりはございません」

   共同通信 斎藤記者 「今の質問にもありましたけれども、外務省のホームページを開ければ、北方領土についての政府の基本的立場が明確に書いてあります。
                  恐らく多くの学者さんも先生も生徒さんたちも一般の人たちもそれを見て、政府の立場とはこうなんだと、今も見ればそういうふうに受け止めるわけなんですね。
                  これで問題ないのかどうか、やはりあそこに書かれているものを大臣が交渉を理由におっしゃらないというのであれば、それは書かれているものと答弁と、やはり違いが出てくるわけですが、
                  そのホームページあるいはこれまでの刊行物について、扱いについて、何か対応する考えはお持ちでしょうか。

   河野外務大臣     「政府の法的な立場に変わりはございません」


 とあります。
 つまり、河野大臣は平成30年12月4日の時点で日露の交渉に関して政府の方針を説明するのは差し控える理由を丁寧に説明しています。




 平成30年12月11日の河野外務大臣会見記録によると日露関係での記者の質問は、

   時事通信 越後記者 「日露関係について伺います。
                  先日、ラヴロフ外務大臣が日露平和条約の締結について、第二次世界大戦の結果を認めることを意味すると、日本が認めることが最初の一歩になるというような発言をされていますけれども、
                  この発言に対する大臣の受け止めをお願いします」

   河野外務大臣     「次の質問どうぞ」

   読売新聞 梁田記者 「今のに関連して伺います。
                  大臣、国会答弁等でも日露関係については交渉に資することはないので、発言は一切控えるというふうにおっしゃってますけれども、
                  今のように、ロシア側ではラヴロフ外相、ペスコフ報道官等々、いろいろな原則的立場の表明があります。
                  これに対して反論を公の場でするおつもりもないということでよろしいんでしょうか」

   河野外務大臣     「次の質問どうぞ」

   共同通信 田中記者 「引き続き、関連の質問なんですけれども、
                  大臣は良い環境を整備したいということで、発言をこれまで抑制的あるいは抑えてこられたと思うんですけれども、
                  一方でロシア側からは、どんどんこれまでとおりの発言が出てきます。
                  こういった端から見たらアンバランスな状況が、実際の協議にも影響を与えるという懸念もあると思うんですが、その点に関してはどうお考えでしょうか」

   河野外務大臣     「次の質問どうぞ」

   共同通信 斎藤記者 「大臣、何で質問に「次の質問どうぞ」と言うんですか」

   河野外務大臣     「次の質問どうぞ」

 となっています。



 あらかじめノーコメントにする理由を河野大臣は丁寧に説明していて何も答えないことが分かっているにもかかわらず、4名の記者はわざわざ質問をぶつけています。
 そもそも河野大臣は国会でも交渉前のコメントは控えると宣言しています。
 記者ならばそんなことは知っていたはずです。
 知っているにもかかわらずわざと河野大臣が答えることが出来ない質問を4回続けて行ったということになります。
 そして答えなかったことを批判する。相手が答えないことが分かっていながら4回続けて質問して答えなかったことを批判する。
 やりたい放題でありますね。
 
 質問に答えたらロシア側に交渉が有利に働く可能性が高いことを知っていながら、わざわざ質問するということはこの質問をした記者達は交渉がロシア側に有利に働いてほしいと思っているということなのでしょうか?
 ロシア側の発言は日本に揺さぶりをかける為の発言に過ぎない、という可能性を記者の人達は考えないのでしょうか?
 貴重な時間をこのような愚問で潰してしまう理由は何なのでしょうか?
 外交交渉が滅茶苦茶になって欲しいと思っているということなのでしょうか?
 疑問に思っているところなのでございます。



 

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『堕ちる』/林 由美子

2018年12月14日 10時43分52秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、林 由美子の小説『堕ちる』を読んでいました。

 藤井純代は郊外の一戸建てに住む主婦。
 夫の脩一と小学六年生の娘・佳乃と暮らしている。
 家のローンで娘の習い事の月謝で貯金は果ててお金の工面に悩む毎日。
 近所では女子高校生の制服盗難事件が噂になっていたが自分達には関係ないと思っていた。
 ある日、パートのシフトカットで給料が減ることになり、家の不用品を片付けてオークションに出そうとウォークインクローゼットの整理をしていると夫のスーツケースの中から見知らぬセーラー服を見つける……。

 主婦の転落を描いたサスペンスです。


 ごく平凡な生活をしていたはずなのにいつの間にか転落してどん詰まりに追い込まれる。
 状況を悪化させる方向へ加速度的に進んでいく。破滅する人のお話。
 破滅する方向に進んでいく理由が娘の幸せの為というのが悲しい。
 娘の幸せを願って選択した個々の事例が積み重なって破滅の道に向かってしまう。
 愚かな選択だけれども客観視しているからそう言えるのであって当事者だったら……。



 中盤から一気に転げ落ちていく様は迫力がありましたよ。
 ラストは残酷で切なく悲しいラストでありました。



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