愛が全てを変えてくれたら迷わずにいれるのに。

　本日１月３日は、ローマ教皇レオ１０世が回勅『デチェト・ロマヌム・ポンティフィチェム』でマルティン・ルターの破門を通告した日で、イギリスが軍艦「スレイオー」をフォークランド諸島に派遣して無血占領した日で、王政復古の大号令があった日で、女優・岡田嘉子が演出家・杉本良吉と共に樺太国境を超えてソ連に越境した日で、アメリカ合衆国がキューバと国交を断絶した日で、ローマ教皇ヨハネ２３世がフィデル・カストロを破門した日で、アップルコンピュータが創業した日で、青酸コーラ無差別殺人事件が発生した日で、ジョージ・Ｈ・Ｗ・ブッシュ米国大統領とボリス・エリツィンロシア大統領が第二次戦略兵器削減条約に調印した日で、元始祭の日です。

　本日の倉敷は晴れでありましたよ。
　最高気温は九度。最低気温は零度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



　私はこの綵衣を纏ひこの筋斗の戯を献じこの太平を楽しんでゐれば不足のない侏儒の狐でございます。
　どうか私の願ひをお叶へ下さいまし。

　どうか一粒の米もない程、貧乏にして下さいますな。
　どうか又熊掌にさへ飽きる程、富裕にもして下さいますな。
　どうか誰もが嫌う程の容姿にして下さいますな。
　どうか又誰もが振り返る程の超絶美形にもして下さいますな。
　どうか菽麦すら弁ぜぬ程、愚昧にして下さいますな。
　どうか又雲気さへ察する程、聡明にもして下さいますな。
　とりわけどうか何でも出来る者にしてくださいますな。
　私は現に時とすると攀ぢ難い峰の頂を窮め越え難い海の浪を渡り――云はば不可能を可能にする夢を見ることがございます。
　さう云ふ夢を見てゐる時程、空恐しいことはございません。
　私は龍と闘ふやうにこの夢と闘ふのに苦しんで居ります。
　どうか何でもできる者とならぬやうに――天晴尊い志など起さぬやうに力のない私をお守り下さいまし。
　私は路傍に転がる小石の如く才のない愚者なのでございます。
　私はお酒に酔ひこの金縷の歌を誦しこの好日を喜んでゐれば不足のない侏儒なのでございます。

『アオイホノオ』第２０巻／島本和彦

　昨日の夜は、島本和彦の漫画『アオイホノオ』の第２０巻を読んでいました。

　１９８０年代の初め。
　大阪の大作家芸術大学に在学している焔燃は将来ひとかどの漫画家になろうと燃えていた。
　己の才能に根拠のない過剰な自信を持ち、様々な分析をする。
　大作家芸術大学には才能に溢れる連中がたくさんいて……。

　新連載の漫画に七転八倒しながら焔は大学の課題の映像作品で友人達の作品を手伝う。
　一方、ダイコンフィルムの面々は新たな動きをはじめていた……。

　島本和彦自身の自伝のような自伝でないようなお話です。





　空回りしながら勢いよくじだばたともがくひりひりするような青春物語です。

　自分の現在の能力を完全に把握して実力がないことを自覚してそれでもじたばたと足掻く……。
　その様をユーモラスに描いています。
　ようやく何者かになろうとし始めている焔。
　でも何も分からずじたばたしながら何処に向かっているのか分からぬまま迷いながら突っ走っています。


　面白かったですよ。
　続きが楽しみです。

我々は中傷・偽善・裏切りを憤る。というのは、それらが真実でないからではなく我々の心を傷つけるからである。

　韓国政府は状況を理解しない状態のまま突っ走ることにしたようです。
　今迄、韓国政府が嘘に嘘を重ねてきたので韓国国民も正確な情報による判断が出来ない状態です。
　韓国の憲法に歴史に事実に反することが書かれていて韓国の建国の正当性で最初から韓国政府は嘘を吐いているので、今更、韓国側の無数の嘘を訂正することが出来ません。全ての嘘が連結しているのですから。
　歴史を無視し事実を無視すれば主張に無理が出て歪みが生じます。
　韓国政府は全てを敵に回してでも自分達の自尊心を守る為に嘘を吐き続けるしかありません。
　主張に整合性が無くむちゃくちゃとなっても日本に対して嘘を嘘だと認めることが出来ないのです。



　韓国政府は朝鮮半島の緊張の緩和を喧伝していますが、北朝鮮は何もしていません。
　核兵器開発は進められており長距離ミサイルの開発も進められています。
　いまや北朝鮮の経済封鎖は韓国政府によって風穴を開けられている状態です。
　北朝鮮は韓国を金蔓にして核兵器の開発と長距離ミサイルの開発を進めています。
　中華人民共和国は、人民解放軍とは北朝鮮との利権はありますが、中国共産党の首脳は北朝鮮に対して激怒している状態です。
　北朝鮮の最後の命綱を握っているのはロシアなのでしょう。
　この状態で韓国政府は北朝鮮と運命を共にすると決めたようです。
　もしかすると何も考えていない可能性もありますが、行っていることのみで判断すると韓国政府は北朝鮮と運命を共にすると決めたということになります。

　世界各国は、もう既に韓国は北朝鮮と運命を共にすると決めたという認識で動いています。
　どの国も北朝鮮の核兵器開発と長距離ミサイル開発を問題にしているだけです。朝鮮半島がどうなろうと各国は知ったことではないという認識に傾いています。

　この状態で韓国政府が日本に喧嘩を売るのは自殺行為と言えますが、韓国政府は過去の主張から自縛状態となっていて引くことが出来ないのでしょう。
　しかしそれは韓国側の事情であって我が国の知ったことではありません。
　我が国は事実を主張しているだけです。嘘や出鱈目で文句を言われたりお金を要求されたりする筋合いはありません。
　我が国は、韓国は北朝鮮と運命を共にすると決めたらしいと考えて対処すべきです。
　我が国は防衛ラインは日本海にまで下がったと考えて対応すべきです。
　そして事実を世界に向けて喧伝しましょう。
　我が国は、今はこの部分が圧倒的に不利な状態にいます。
　日本政府は事実を世界中に広める活動を強化すべきである。と私は思っているのであります。