狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

微笑も挨拶も、相手を無害化し、同時にこちらの緊張を解く。

2019年01月08日 23時42分17秒 | 休日の日記




 本日1月8日は、唐の仏僧の玄奘三蔵がインドなどを巡る16年の旅から帰国した日で、フランソワ・グリマルディらがモナコ要塞を占拠してモナコ公国が成立した日で、クレイジー・ホースがモンタナ州でアメリカ騎兵隊との最後の戦いに挑んだ日で、バオ・ダイが阮朝最後の皇帝に即位した日で、大韓民国臨時政府が組織した抗日武装組織韓人愛国団によって派遣されたテロリスト・李奉昌が昭和天皇が乗車した馬車に手榴弾を投げつけた桜田門事件が起こった日で、昭和天皇が御崩御され皇太子明仁親王の皇位継承に伴って元号が昭和から平成に改元された平成最初の日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。




 本日は私はお仕事がお休みの日でありましたよ。
 今日は一日中ぐるぐるお外を回っておりました。
 いつもより余計に回って目がくらくらしますよ。
 色々なところをぐるぐる回ってふらふらします。
 明日からまたお仕事です。
 お仕事頑張ります。


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真理を尊重するならば腹背に受難を予期すべし。.

2019年01月08日 22時52分06秒 | その他の日記




 学生時代はあんぽんたんで腐れ大学生ではあったのだけれども一応経済学部経済学科に身を置いた人間からすると、TVや新聞や雑誌で経済の事柄についての語る人達がピンポイントの専門家ではないのは凄く不思議です。
 経済学と経営学は分野が全く違うし、経済学でも専門が細かく分かれています。それぞれの専門で考え方は違ってきます。
 社会学者や法律の専門家だと全く別分野。
 心理学者や哲学者なども同様に全くの別分野です。
 勿論、(専門家からすると)ド素人が意見を述べても全く構いません。
 別分野からのアプローチで面白いものが見えてくることもあります。
 しかし、それらが明らかに間違っている認識を土台にした論なら、文字通りお話にならないのです。
 土台となる認識が正しいものならOKなのですが。
 また、金融のプロの方のお話がよく出てきます。
 現場で最前線にいる人のお話は貴重です。
 しかし、彼ら彼女らは現場の人間だけれども経済学の専門家ではないので経済理論を学んでいない可能性があります(学んでいる可能性もあります)。
 現場の最前線にいる人の感覚と経済理論はまた別で、(どちらも或いはどちらかが)信用できない時があります。
 そのチェックはTVであれ新聞であれ雑誌であれ行われなければならないはずなのにそれが無いケースが多いのです。
 吃驚です。


 そりゃ、まともに経済理論を展開すればTVや新聞や雑誌で受けるはずはありません。
 しかしね。あからさまに間違っていることを述べている人が大勢いる(多分、彼ら彼女らは正しいと思っているのだろうけれども)っていうのは、如何なものかと思うのです。
 TVや新聞や雑誌は膨大なマンパワーが使えるから正しいか正しくないかを調べることはできると思うのですよ。
 そもそも専門家の話がつまらなかったとしてもまず最初に専門家に訊いておけばよいじゃん。
 でもって専門家の話がつまらないならそれを何とか工夫して分かりやすく興味を引くようにすればよいじゃん。
 何で専門外の人ばかりに訊くんだろ?
 それはもう物凄く疑問なのです。
 でもって専門家に質問したとしてもピント外れな質問をしたり理解できないまま記事にしたり。質問の答えを無理矢理捻じ曲げたり。
 う~ん??
 こんなことをしていたら信頼をなくすだけだと思うのだけれどもな。


 もしかしたら他の分野でもこのような事になっているのかな?
 私には分からないけれども、他の分野でも同じようなことがおこっていて、知っている人からすると「あの人は専門家ではないじゃん」って人がコメントをしていたりするケースがあるのかな?
 でもって「とんちんかんな事を述べているなぁ」と思えるようなコメントをしているケースがあるのかな?
 だとしたら「何を信じたらよいのか分からないなぁ」と不安に思っているのであります。




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『ファイト・クラブ』

2019年01月08日 20時23分53秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『ファイト・クラブ』のDVDを観ていました。

 主人公は大手自動車会社勤務の会社員。
 リコールの調査をしている。
 不眠症に悩んでいて毎日ふらふらの状態で働いていて現実感がない。
 ある日、出張中に自宅で爆発事故が起こる。
 買いそろえた家具やブランド品は全て燃えて灰になった。
 行く当てのない主人公は出張中に知り合った石鹸の行商人のタイラーに電話をする。
 タイラーは、ユーモアたっぷりで自信家。
 意気投合した2人は待ち合わせたバーの駐車場でふざけながら殴り合いをする。
 殴られた痛みで生きている実感を味わった2人は、時々、殴り合いをするようになる。
 それを見ていた人達が殴り合いに参加するようになり……。

 監督は、デヴィッド・フィンチャー。
 出演者は、エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター、 ミート・ローフ、ジャレッド・レト、ポール・ディロン、ホルト・マッカラニー、ザック・グルニエ、ジョン・B・キム、アイオン・ベイリー、ソム・ゴッサムJr.、エバン・ミランド、レイチェル・シンガー、デイヴィド・アンドリュース、レナード・タルモ、ボブ・スティーブンソン、リッチモンド・アークウェッド、シドニー・"ビッグ・ドーグ"・コルストン、クリスティーナ・キャボット、エドワード・コワルジク、など。




 仕掛けがあるのです。
 しかしこの映画のキモはそこではないのです。

 殴り合いが多く出てくるのですが、殴ることではなく殴られることに焦点が当てられているのです。
 暴力が他者ではなく自己に向けられているのです。
 生きている充実感を追い求めた男性のお話で、理想の自己に近づこうとしたのに自分の理想像が理想ではなかったと気がついた男性の物語です。

 暴走する自分の理想像を主人公が止めようとしたのは、暴力が他者に向けられたから。
 でも暴走した自分の理想像を全否定するのではなく受け入れる。
 受け入れて自分を作り直す。
 しかし、新たに作り直した自己に残された時間はわずか数十秒だった。
 そんなお話です。

 面白かったですよ。




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