狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

悪いけれど葡萄酒ならば自分の口唇ダイレクトで。グラスよりも其の御口に注いで載きたいのだもの。

2019年01月16日 23時37分45秒 | 知人、友人に関する日記





 本日1月16日は、オクタウィアヌスがローマ帝国初代皇帝アウグストゥスとなった日で、イヴァン4世がモスクワの生神女就寝大聖堂でロシアで初めてツァーリとして戴冠式を行った日で、イングランド議会がローマカトリックを非合法化した日で、白瀬矗率いる日本の南極探険隊が南極大陸に到着した日で、酒の製造や販売などを禁じた禁酒法がアメリカ議会を通過した日で、アメリカ合衆国上院がアメリカ合衆国の国際連盟への加盟を否決した日で、日本の近衛文麿首相が「国民政府を対手とせず」の声明を出して日中戦争和平交渉の打ち切りを宣言した日で、新安保調印全権団の訪米に反対した全学連が羽田空港で警官隊と衝突した日で、博多駅構内で原子力空母エンタープライズ寄港阻止の全学連学生と警官隊が衝突した日で、チェコスロバキアの大学生ヤン・パラフがプラハのヴァーツラフ広場でワルシャワ条約機構軍の侵攻によるプラハの春圧殺に抗議して焼身自殺を図った日で、イラン皇帝モハンマド・レザー・パフラヴィーがエジプトに亡命した日で、学生デモなどの政治的責任をとって胡耀邦が中国共産党中央委員会総書記を辞任した日で、ハイパーインフレーション中のジンバブエで100兆ジンバブエ・ドル紙幣が発行された日で、アルジェリアのイナメナスで人質拘束事件が発生した日で、籔入りです。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は十度。最低気温は四度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。







 或る夜の事。

 狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずホットミルクを舐めてゐた。
 狐は以前に友人に「愛しの人に媚びを売りたいのだけれども如何したらよいものか?」と質問されて返答に困ったことを思い出し、如何答えればよいのか経験豊富な先輩に尋ねてみた。
 「愛しの人に媚びを売りたい?」
 先輩は頬杖をした儘、極めて無造作に私に呟いた。
 「ならば取敢えずは愛しのお方の前で猫耳をつけるがよい」
 猫耳???
 「媚びを売るならばいつそのことあざと過ぎるくらい媚びを売つたほうがよい。猫耳をつけて媚びを売つて売つてて売りまくるのだ。バニーちゃんでもよい」
 バニーちゃん……。
 「要は相手を萌えさせて燃えさせればよいのだ。恥じらいつつ恥を捨てよ」
 恥じらいつつ恥を捨てる……。
 「愛しのお方に媚びを売るのならば捨て身でなければならぬ。突貫せよ」
 捨て身……。突貫……。

 因みに猫耳とかバニーちゃんの衣装とか何処で手に入るのですか? と狐は先輩に尋ねました。
 すると先輩は目を綺羅綺羅と輝かせて「ん? 実物を見てみたいかね? 着てみたいかね? 私は持つているぞ」と応えました。
 持つているんですか! 何でそんな物を持つているのですか?
 「勿論、まいすい~とはに~に媚びを売る為だ!」
 ……。左様でございますか。
 「私の部屋に來れば猫耳とかバニーちゃんの衣装とか他にも色々あるぞ。今から私の部屋においで」
 ……。否です。
 「君の猫耳姿とかバニーちゃん姿が見たい! おいでよ」
 ……。否です。先輩は男女を問わず襲いかかる人です。怖いです。
 「大丈夫。怖くない怖くない。一寸だけ一寸だけだから。ね? ね?」
 ……。否です。私は先輩に美味しくいただかれたくはありません。
 「襲わないから。何もしないから。猫耳姿を見せてくれるだけでよいから」
 ……。否です。私は先輩に媚びを売りたいわけではないのですから。
 「大丈夫。萌えても燃えても襲わないから。一寸だけ一寸だけだから。ね? ね?」
 ……。否です。先輩は襲う気満々です。先輩の部屋に行けば私は先輩に美味しくいただかれてしまいます。絶対に否です。
 「では私が着るから。私がバニーちゃんの衣装を着るから」
 だから私は先輩に萌えたいとか燃えたいとか思つていないのですから。否です。
 「むぅ」


 先輩はお喋りを止めて考え込んだ。
 狐の言葉は先輩の心を知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしれない。
 狐は氷とカルーアを注文し、割賦の中でホットミルクと混ぜ合わせてカルーア・ミルクを作り、舐めた。
 先輩は言つた。「いけず」

 狐は何か痛みを感じた。が、同時に又歓びも感じた。
 人の欲望とは、様々なものであるな。面白ひものだ。





 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。





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平和という言葉が嘘吐き達の正義になってから、私達は私達の平和を信じられずにいるんだ。

2019年01月16日 18時47分46秒 | その他の日記







 1952年1月18日。
 韓国の李承晩大統領によって海洋主権宣言に基づく漁船立入禁止線-いわゆる李承晩ラインがどの国とも協議することなく勝手にひかれ、竹島が韓国の支配下にあると一方的に宣言しました。
 自分勝手であり傍若無人な行為で侵略行為です。

 1952年のこの宣言から1965年の日韓基本条約締結までに、韓国軍はライン越境を理由に日本漁船328隻を不当に拿捕し、日本人44人を死傷(死亡者数は不明)させ、3929人を不当に抑留しました。
 韓国側からの日本の海上保安庁巡視船への銃撃等の事件は15件。日本の海上保安庁巡視船が16隻攻撃されました。
 韓国政府が勝手にでっち上げた李承晩ライン内に出漁した日本漁船は韓国軍によって銃撃事件や拿捕が相次ぎました。
 日本の漁業従事者に死傷者が多数出る事態となりました。



 1952年2月4日。
 第一大邦丸事件で第一大邦丸の漁労長が韓国側に銃撃を受け死亡。日本人漁師の瀬戸重次郎氏が殺害されました。
 この事件は韓国軍による民間船への無警告攻撃行為です。

 第一大邦丸の日本人船員は、憲兵によって韓国警察に引き渡され、船内の私物や装備や漁獲物は警察に略奪されました。
 日本人船員の負傷者は、手当てを拒否されました。
 船員達は私物を売り払ってそのお金できちんとした病院に運ぶよう頼みましたが無視されて、負傷していた人は死亡しました。

 第一大邦丸の船員達は、警察署の前の防空団詰所に監禁されました。
 約4畳の広さの部屋に18人が監禁されました。
 食料は一切支給されなかった為、船員達は船内食料で食いつなぎました。

 その後、済州に船員達は送られ、韓国警察が作った嘘の調書に捺印させられました。
 しかしその嘘が佐世保の朝鮮沿岸封鎖護衛艦隊司令官グリッチ少将にバレて、グリッチ少将と李承晩の会見で李承晩は遺憾の意を表して第一大邦丸の釈放に応じることになりました。
 韓国側は終始日本人船員に対して非人道的な扱いをしていました。


 1952年4月20日。
 韓国の民間の準軍事的な前哨部隊が竹島に勝手に不当に駐屯しました。

 1952年6月24日。
 日本の水産高校の船舶が韓国の民間の準軍事的な前哨部隊に拿捕されました。

 1952年7月12日。
 日本の海上保安庁と島根県が竹島調査を行って「日本島根県隠岐郡五箇村」の領土標識を建てて竹島に住み着いていた韓国の漁民6名を退去させことを受けて、竹島に上陸していた韓国の民間の準軍事的な前哨部隊が日本の海上保安庁巡視船「へくら」に90mの距離から機関銃弾200発を撃ち込みました。







 韓国のこのような行為は大義名分は一切なく根拠もなく国際法でも韓国国内法においても非合法行為です。
 国際的な品行や道徳等の基本原理を無視した実力行使の海賊行為であり、傍若無人な侵略行為です。

 竹島が韓国に不当に占領されたのは戦前ではありません。
 戦後の出来事です。
 戦前に韓国という国は存在していません。

 韓国によって大勢の民間人が不当に殺され負傷し略奪され監禁されました。

 日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、翌年の1947年5月3日に施行されています。
 日本国憲法が施行された後に大勢の民間人が不当に殺され負傷し略奪され監禁されました。そして竹島を侵略されました。

 今も竹島は韓国に不当に占領されたままです。





 平和憲法があろうがなかろうが、侵略される時は侵略されるし、民間人が大勢殺されるときは民間人が大勢殺されるし、略奪されるときは略奪されます。
 文言を念仏のように唱えたところで意味はありません。
 具体的に何をするか? それを考え実行しないと意味はないのです。



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『西の魔女が死んだ』/梨木香歩

2019年01月16日 14時29分52秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、梨木香歩の小説『西の魔女が死んだ』を読み返してでおりました。

 学校に行けなくなった中学生のまいは、祖母の家で生活することになる。
 祖母から祖母が魔女の家系であると聞かされたまいは、祖母のもとで魔女の修行を始めるのだが……。




 よいお話です!!
 でも、「いいお話だ」では終わらない何かを突き付けてくるようなお話です。

 嗚呼。私はよい大人になれているのだろうか?? 
 歳だけ取ってる子供なのではないか??

 私はお子様とは接触の機会が少ない人間ではあるが、もし、お子様からお悩み相談を受けたりしたら上手く答えることが出来るのだろうか?? 
 いや、上手く答えるだけでは駄目なのだ。
 言葉だけが上滑りしたら、お子様はその鋭い眼力で見抜いてしまう。
 経験からくる言葉、習慣からくる言葉で語らなければ、お子様はがっかりするだろう……。
 し、しかし、私は……。





 まいのおばあちゃんの最後のいたずらはとっても素敵です!!
 でも、あんないたずらは相手を本当によく観察していないと出来ない。
 しかも失敗するか成功するかは自分ではわからないいたずら。
 きっとおばあちゃんはくすくす笑いながらいたずらの仕掛けをしていたんだろうなぁ。と想像してみると楽しい。
 私もあんないたずらが仕掛けられるようなちゃんとした大人になりたいものです。


 よいお話ですよ。
 お勧めです。




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「中野由紀子 nora 横田順子 硝子と花の二人展」を観に行ってきました。

2019年01月16日 11時29分07秒 | 案内、告知、宣伝





 昨日は、岡山市撫川にある器と暮らしのお店『ゆくり』さんで行われている「中野由紀子 nora 横田順子 硝子と花の二人展」を観に行ってきました。
 硝子作家の中野由紀子さんとフラワースタイリストの横田順子さんの二人展です。

 「ゆくり」さんは古風でシックなお店構えで中庭のあるお座敷に作品が展示してあって落ち着いた雰囲気。
 展示されている作品も素敵な作品ばかりで非常に楽しかったです。

 「中野由紀子 nora 横田順子 硝子と花の二人展」は1月19日まで。
 興味がおありのお方は是非是非、行ってみてください。
 楽しめると思いますよ。


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