狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根元だ。今ここにある君以外、他の何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。

2019年01月12日 23時56分26秒 | VSの日記






 本日1月12日は、板垣退助らが愛国公党を結成した日で、イギリスでナショナル・トラストが発足した日で、オーストリア陸軍のレルヒ少佐が新潟県高田(現在の上越市高田)陸軍歩兵連隊の青年将校に日本で初めてスキーの指導を行った日で、第二次世界大戦でソ連軍がドイツ戦線を突破しポーランドに進撃した日で、韓国政府が李承晩ライン内に出漁した日本漁船の徹底拿捕を指示して日本漁船の拿捕や銃撃事件が相次ぎ日本の漁業従事者に死傷者が多数出る事態となった日で、アチソン米国務長官がアメリカの防衛ラインをフィリピン・沖縄・日本・アリューシャン列島とすることを表明した日で、米国務長官ジョン・フォスター・ダレスが共産圏に対する大量報復戦略を表明した日で、ザンジバル王国の王政が崩壊しザンジバル人民共和国が樹立した日で、アメリカ合衆国への入国手続きに電子渡航認証システムが必須となった日です。

  李承晩ラインは、建国されたばかりの韓国が海洋資源の独占や領土拡張を目的として諸外国を無視して勝手に不法に海上に領土を設定したライン。
  竹島を含むこの海域内での漁業は、韓国籍漁船以外では韓国側によって臨検や拿捕や接収や銃撃を受けるなどした。
  第一大邦丸事件など韓国側の銃撃により乗組員が殺される事件も起こっている。
  日韓漁業協定の成立で李承晩ラインが廃止されるまでの13年間で韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、韓国による日本人の死傷者は44人。
  抑留された日本人は6畳ほどの板の間に30人も押し込まれて僅かな食料と桶1杯の水で1日を過ごさなければならないなどの劣悪な抑留生活を強いられた。
  日本政府は、韓国政府の要求により日本人抑留者の返還と引き換えに日本で常習的犯罪者あるいは凶悪犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免して日本国内に自由に解放し日本での在留特別許可を与えた。
  終戦直後で日本政府が断固たる抗議と処置が取れずに韓国政府の要求を飲んだことで、韓国に44人もの日本人(それも民間人)が殺されたことは不問にされたままとなり今も韓国政府の不法行為状態が続いたままになっている。
  軍隊が存在せず平和を唱えても殺されないという保証などないのですよ。


 本日も倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は六度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。




 わたくし・狐といふ現象は或る人間の脳内有機交流電燈の一つの蒼白い照明です(或る人間の脳内電気信号が生み出した擬似人格)。
 或る人間の脳内に居る沢山の人格達と一緒に忙しく点滅しながら如何にも確かに灯り続ける因果交流電燈の一つの蒼白い照明です(光は保たれよう。其の電燈は失われても)。
 此れらは過去と感ずる方向から電脳世界を通じて(全てわたくし・狐と点滅し皆が同時に感ずるもの)此処迄保ちつゞけられた影と光のひとくさりづつ其のとほりの心象スケツチです。
 此れらについて読者諸賢は其々新鮮な本体論も考へませうが其れらも畢竟こゝろの一つの風物です。
 たゞ確かに記録された此れらの景色は記録された其のとほりの此の景色で、其れが虚無ならば虚無自身が此のとほりで、ある程度までは皆に共通いたします(全てがわたくし・狐の中の皆であるやうに皆の各々の中の全てですから)。
 けれども此れら電脳世界の巨大に明るい時間の集積の中で、此れらの言葉が僅か其の一点にも均しい明暗の内に(或いは修羅の十億年)既に早くも其の組立や質を変じ、然もわたくし・狐も其れが変わってしまうとして感ずることは傾向としてはあり得ます。
 蓋し我々が我々の感官や風景や人物を感ずるやうに、そしてたゞ共通に感ずるだけであるやうに、記録や歴史或いは地史といふものも其れの色々の論料資料と一緒に(因果の時空的制約の基に)我々が感じてゐるのに過ぎません。
 恐らく電脳世界を通じて描かれた現象は、其れ相当の違つた印象が流用され相当した証拠もなく、皆はわたくし・狐という人物が現実世界に居ると思はれるかもしれません。

 全て此れらの命題は心象や時間其れ自身の性質として仮想の中で主張されているのです。




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『田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察』/望月 諒子

2019年01月12日 16時15分54秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、望月諒子の小説『田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察』を読み返していました。

 主人公の桃沢桜子は立志舘大学准教授。
 出世争いには興味はなくそれ故に大学内での足の引っ張り合いや出世争いの派閥抗争に巻き込まれることもない。
 合理的な性格で冷めてる。 

 ある朝、大学構内で同僚の田崎教授の死体が発見される。
 前日に田崎教授と言い争いしていた桜子は警察に事情を聞かれる。
 桜子の研究室では桜子の手伝いをよくしていた講師が預かって桜子の研究室においてあった学生の提出物が無くなっていることが判明して……。

 大学を舞台にしたミステリです。




 少し変わった文体です。
 主人公の桃沢桜子の性格が冷静で合理的で物事を一歩引いて見るようなところがあって、その思考の過程が面白いです。
 冷静だけれども冷酷ではない。シニカルだけれども見下しているわけでもない。硬派だけれども可愛いところが見え隠れしたり。

 面白かったですよ。
 楽しめました。


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中立の立場をとった場合、勝者にとっての敵となるばかりでなく、敗者からも助けてくれなかったという敵視を受けることとなる。

2019年01月12日 15時48分03秒 | その他の日記






 枝野幸男氏は、民主党時代の2013年の『文芸春秋』10月号に「憲法九条 私ならこう変える 改憲私案発表」と題する論文を発表しています。
 軍事力の保有、集団的自衛権の行使、国連のもとでの多国籍軍への参加を容認する内容です。
 枝野氏は、民主党内に新設された代表の直属機関である憲法総合調査会の会長に就任していました。

 枝野氏の私案では、日本国憲法9条1、2項に二つの条文を追加して、自衛権に基づく実力行使のための組織の存在を規定しています。
 さらに「我が国の安全を守るために行動している他国の部隊に対し、急迫不正の武力攻撃」があった場合に、その「他国」と「共同して自衛権を行使することができる」と規定して集団的自衛権の行使を容認しています。
 そして国連軍への参加を明記して国連決議に基づく多国籍軍やPKO活動への参加を明記し、活動に対する急迫不正の武力攻撃がなされた場合には「自衛措置」を取れるとして、海外での武力行使を公然と容認する内容になっています。
 国連軍への参加、集団的自衛権の行使、海外での武力行使を容認する中身です。

 民主党は2005年に改憲志向の憲法提言をまとめています。
 枝野氏は、『文芸春秋』掲載の論文で、改憲派と護憲派の両極端な主張がますます激しくぶつかり合うことが予想される状況を、極論のぶつかり合いという不幸な事態と主張しています。
 今求められているのは、より冷静な分析と建設的な議論によって極論のぶつかり合いを収斂させること、と述べています。

 枝野氏は、憲法解釈によって歯止めをかけている現在の状態では、ずるずると自衛隊の活動範囲が拡大し、今後もさらに無原則に拡大する可能性がある、として歯止めを明文化するために改憲を進めると述べています。



 何故に現在は180度正反対の意見を述べているのでしょうか?
 わずか、数年で意見を正反対に変えたのは何故なのでしょうか?
 元々の主張では選挙で当選できないからですか?
 数年で意見を正反対に変えるような信念の欠片もない人物のならば、数年後にはさらに意見を180度変える可能性があります。
 筋が通っているとは思えませんし信用できません。
 もしかしたら選挙が終わると意見を変える……その可能性もあり得る、とするならば現在述べていることは無意味となってしまいます。

 それに民主党政権時代の周辺事態法と安全保障関連法案はどこが違うのですか? 何が違うのですか?
 同じものを自分達が政権の座にある時は押し進め自分達が政権の座にいない時はデマを拡散させながら大反対するのは何故ですか?
 その理由を明確に述べるべきです。
 その場その場で自分に都合がよく自分に有利に働くことを述べているだけならば、社会の為に働く意識は一切ない。と見做されることになります。
 議席を守りたいだけ? と疑いの目を向けられることになります。
 何故に、同じものを、ある時は賛成し積極的に法案化を目指し、ある時はデマを拡散させながら反対するという、不可解な行動をとるのですか?
 枝野幸男氏には信念というものがあるのですか?






 枝野幸男氏には説明責任が発生しています。
 きっちりはっきりと明瞭に筋の通る説明をしてください。
 お願いします。




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