nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

秋を彩る清楚な花です 真っ白のシュウメイギクは良いですね~

2021年11月01日 | nokoの花図鑑

シュウメイギクは秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。

わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方に野生化したものが見られます。これがキブネギク

Anemone hupehensis)で、本来のシュウメイギクです。ただし、現在は類似のいくつかの種や、これらの交配種も

含めて、総称的にシュウメイギクと呼ばれています。早春に咲くイチゲの類と同じアネモネ属の植物ですが

性質はかなり異なり、半常緑性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、いたるところから不定芽を出して

ふえます。夏の終わりごろから花茎が伸び出し、先端にまず1輪、そしてその両わきに1輪ずつ、さらにそのわき

というように順に花を咲かせます。花びらのように見えるのは萼片で、花弁は退化しています。開花後は綿毛に

包まれたタネが実りますが、品種によってはタネのできないものもあります。

今日のシュウメイギクは白の一重で原産地は中国・台湾です。大形ですので1mにもなります。

切り花にもなりますが、咲き始めた時、余りにもツボミが多く切るのもためらわれます。

1輪ずつ咲いて行きますので、花期は長くなります。繁殖力も強く増えすぎていますのでかなり間引いています。

かといって全部に抜き切らないでいます。隣に植えているホトトギスも増えすぎて同じ状態なのですが、昨年から

蝶のルリタテハの幼虫が生まれ、今年は蝶を2回ほど見ました。ルリタテハの蝶の撮影が出きるまではホトトギス

優先で行きます。(笑)

 

シュウメイギクについて

園芸分類:草花  形態:多年草  原産地:中国・台湾  草丈:30~150cm  開花期:8月中旬~11月  

花色:白・ピンク  耐寒性:強い  耐暑性:普通  用途特性:半常緑性・耐寒性が強い・日陰でも育つ

栽培方法:

西日の防げるところで、やや湿潤な場所を選んで植え付けてください。コンテナ栽培の場合も、水もちのよい用土で

乾燥を防ぐようにします。乾燥する場所に植えると、夏にハダニが発生して株を弱らせます。

乾きやすい場所に植える場合は堆肥や腐葉土をできるだけ多くすきこむようにします。

芽が伸び出す早春と花後に配合肥料を1平方メートルあたり100gほど与えると、伸び出す芽が充実し、花つきが

よくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント (6)    この記事についてブログを書く
« 虫もつかなかった アオジソ ... | トップ | ピンクの八重のシュウメイギ... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
秋明菊 (サッチー)
2021-11-02 09:23:53
貴船菊とも言うのですから,格調高い花ですね。強くて長い間楽しませてくれます。
秋には必ず欲しい花です。
白くまばゆい秋明菊素敵ですが、我が家の
菊はピンクで花びらも違うのですが、うれしい花です。次回白い秋明菊を植えたくなりました.(*^^*)
返信する
小人か虫になりたい (お良し)
2021-11-02 09:30:17
 こんにちは。お写真がきれいで心が洗われます(*^-^*)
 4枚目のお写真の繊細な黄色い世界を拝見して、私も小さくなってあそこに乗って まわりを見てみたくなりました。
 つぼみがたくさんあって、これからたくさん咲いていきますね!
「ルリタテハ」の撮影も がんばってください!応援&期待しています~(*^▽^*)/
返信する
コメントをありがとうございました (noko)
2021-11-02 15:29:17
サッチーさん  こんにちは!
サッチーさんの八重のピンクの花はキレイでしたね。写真もステキでした。
我が家のは成長が良くありません。広がるのは広がっていますが、間を、間引きましたのでガラガラという感じですね。間引きも程度問題ですね。(笑)
もう写真を撮っているのですが、今日、
見るとまた、小さいのが、咲いていましたので1枚撮りました。
何時頃まで咲いたかの参考にもなります。
シュウメイギクは繁殖力が強いのでお知り合いの方が持っていらっしゃると、間引いておられると思います。周りに広がったのは捨てていらっしゃると思います。(笑)
でも、鉢に植えたピンクのシュウメイギクが枯れてなくなっていました。鉢の場合は毎年植え替えが入りますね。
でも、秋を代表する花で秋明菊といういい名前を付けて貰いました。貴船菊も高貴な感じがします。唯、貴船地方に伝わっただけですが、高貴な方が住んでいらしたのでしょう。(笑)
今日もありがとうございました。今から、4時半予約の歯科に行ってきます。定期健診です。
返信する
取り急ぎですいません! (noko)
2021-11-02 15:41:39
お良しさん  こんにちは!
投稿されているお花は「フウセントウワタ」のお花です。今から風船になります。
ルリタテハの幼虫見つかって良かったですね
楽しみです。
帰りましたらコメントをさせて頂きます。
返信する
Unknown (お良し)
2021-11-02 20:04:23
noko様 こんばんは! 昼間は嬉しいお返事をいただきまして、どうもありがとうございます☆ 教えていただき、さっそく画像を検索してみました。 このお花が咲いている場所では、確かにあの風船を毎年目にしています! 風船は知っていてもお花の記憶がないので、まったくわかりませんでした~。これからの変化を観察させていただくことにします(*^^*) ←よく利用するスーパーへの道すがらのお宅の歩道に沿っています
返信する
Unknown (noko)
2021-11-02 21:51:07
お良しさん   こんばんは!
早速にコメントを頂きありがとうございました。今、サナギの様子をじっくり見させて頂きました。
サナギの色に変化が出ている様子では生きていると思いますが、サナギになって20日ですか?
ツマグロヒョウモンは10日以内で羽化しました。いらうと動きませんか?
プラチナの金属のようなものは、ツマグロヒョウモンにもあるのですがサナギから抜け出ても残っています。触ると尖っているので痛いのですよ。(笑)
アサギマダラは蛹の期間が長いんですよ。蝶によって違うのですね。
楽しみですね。
フウセントウワタは25年以上前に綿を植えた頃、植えたことが在りましたが、お花の様子はキレイに忘れていました。かわいいお花でしたね。アスクレピアスに似ていますね。
フォロワーさんのブログを見て、また植えたくなっていました。
今日は、ありがとうございました。羽化すると3時間ぐらいじっとしていますので間に合うかも・・・驚かすと、乾いた翅でなくても飛びますので、そっとお願いしましす。(笑)
返信する

コメントを投稿