8/8(土)、イオンシネマ新潟南で「AKIRA」を観てきました。
「AKIRA 4Kリマスター」の予告編はこちらです。
まず、今までDVDでは見ていたけど、一番大きなスクリーンで観る爆音「AKIRA」はそれとは比べ物にならないほど衝撃的でした。
緻密に描かれた背景、大胆に動くアクション、破滅的なストーリー、そして音の迫力…タイトルの「ドン!」の時点でこれはヤバイ!とぶっ飛ばされました。
1988年に勃発した第三次世界大戦で荒廃し再び復興した人工都市ネオ東京、摩天楼の下のスラムのような世界で繰り広げられる、暴走族の不良少年たちの抗争と、反政府ゲリラと軍の衝突と、謎の超能力者をめぐる国家の陰謀。
いくつもの物語が絡み合いつつ加速し、破滅してゆく近未来(2020年のオリンピックが中止になる2019年というどこかで聞いたような近未来)…言葉を失うほど衝撃的でした。
超能力を巡るSF的ストーリーや、超能力者と軍との衝突による大破壊の衝撃、バイクの暴走などのアクションと、見所満載だけど、少年達の葛藤と別れを描いた青春映画でもあるんだなという発見がありました。
ピンチな状況でも権力者が相手でも野良犬のように睨み返して這い上がる不良少年金田がやっぱり魅力的なんですよね。