旅の模様を、ブログに書いて行きます。
8/29(火)、新潟から高速バスで7時間かけて名古屋まで移動し、そこからさらに電車で刈谷まで移動。
(詳しくはここに書いてあります。)
「新潟発、長野経由、愛知への旅の始まり。」
刈谷に着いたのは夜の23時近くでした。
そんな深夜に刈谷で俺を待ち構えていた人物、それは、與那覇将太!
大学の友人である與那覇から、久し振りに遊ぼうぜ、と連絡が来たのは、一週間ほど前のことでした。
と言うのも、與那覇のお母さんが生前経営していたオカマバーで働いていたオカマさんが新しくオカマバーを個人経営し始めたので、一緒に飲みに行こうと誘われたのでした。
(與那覇と與那覇のお母さんは、僕が朗読した文章にも登場するので、気になる方は読んでみてください。)
「「青春なんてなかった」~トーク・朗読・音楽!生きづらさを抱えた人間賛歌vol.2~で朗読した文章を公開します。」
と言うわけで、刈谷駅前で與那覇に再会し、まずはそこから徒歩数分のところにある與那覇のアパートへ。
何でも與那覇はこのアパートを翌日で退去するらしく、部屋の中はもうほとんどものがなくなっていました。
與那覇のアパートに荷物を置くと、さっそく飲みに出掛けるぜ!
刈谷駅前は飲み屋街になっていて、どうやら與那覇はしょっちゅう飲み歩いているらしい。
刈谷駅に向かって歩いていると、「どんぱち」という居酒屋の看板が。
すると、與那覇は語り出したではないか…
與那覇「どんぱちと言えば、何十年前かに刈谷駅前で本当にドンパチがあったらしいのよ。その事件とこの店の名前は関係ないと思うけど。それで、ちょっと前に別の居酒屋に行った時に、その店の店主に「昔このあたりでドンパチがあったらしいですね」って言ったら、「それやったの俺だよ」って言われたんだよね!本物の元ヤクザが経営してる店だった!すごくない!?」
そりゃあすげえ!!刈谷駅前色々あるな!!
そして與那覇はそんな刈谷駅前を飲み歩いてはそういう話を色々聞いて回っているのだなあ。
さて、目的のオカマバーは刈谷駅前から少し離れているということなので、二人でタクシーで移動。
タクシーを降りると、こぢんまりとした「あさがお」の看板が薄暗い中で怪しく輝いていました。
與那覇「ここの店主は、ぱっと見プロ野球選手みたいなガタイのいいオッサンだけど、話すと、あっ!オカマだ!って感じの人だよ」
そう言われて店内に入ると、カウンターの向こうにガタイのいいオッサンが!
あさがお店主「あーら!いらっしゃい!」
ほ、本当だ!
と言うわけで、オカマバーで與那覇と飲むぜ!
酔っ払うサムライ!
あさがおの店主さんは、一人でこの建物の内装を行い、オカマバーを始めたというすごい方でした。
本当に気さくな方で、僕が新潟から来たと話すと、「アタシも新潟に行ったことあるわよ!新潟にもオカマバーがあるの」と、思い出を語ってくれました。
注文すると、「ハイハイ、ありがとうございま~んこ!」「そんなに一度に言われてもオカマは急に動けないのよ!」と下ネタやらギャグを交えて笑わせてくるとても面白い方でした。
料理も美味しかったし、飲んでいると與那覇のお母さんの知り合いで今は別のお店でママをやっているという女の人がやってきたりと、結構賑わっていました。
サムライとオカマとしばらく飲んで笑ったあとで、店を出て再びタクシーで刈谷駅前へ。
與那覇「よし、二軒目だ!」
果たして次はどんな店に行くのか…
與那覇「次の店はゲイも働いてるガールズバーだよ」
どんな店だよ!って言うか、オカマの次はゲイか…
二軒目に行ったゲイ&ガールズバー「Chill」は、赤い照明の照らす薄暗い店内の至るところに骸骨のオブジェが置かれ、女装したゲイと女の子たちが行き交いお客さんと一緒に飲んでいるという、これまた妖しいお店でした。
與那覇はここでも顔馴染みらしく、二人でカウンターに座ると女の子と女装したゲイの店員さんが話し掛けて来ました。
そこで與那覇はちょんまげをいじられたり、大学の友人である俺も一緒にいじられたり、ゲイの店員さんから刈谷に旅行に来たときにたまたま立ち寄ったこの店の居心地が良くてそのまま居着いてしまったという生い立ちを聞いたりしていました。
そこで、俺と與那覇が学生時代に学部の女装コンテストに出場し、俺が優勝、與那覇が三位になったという輝かしい思い出を語ると…
ゲイの店員さん「えー、お兄さん女装したら絶対美人だよ!」
女の子の店員さん「ちょっとメイクしていい?」
こうして、ゲイ&ガールズバーのカウンターで突如として始まった、俺の公開メイクショー!なんてハチャメチャな店なんだ!
女の子の店員さんは自分の化粧ポーチからメイクセットを取り出すと俺に本格的な化粧を始め、ゲイの店員さんは店の奥からウィッグまで持って来たではないか!
こうして俺はメイクアップされてしまった!
いやー、久し振りに女装したけど楽しいですね。
女装とサムライの貴重なツーショット!
この日の僕の女装が、なんとChillのブログに載ってしまいました!
「はよはよ」
こうして、まさかの女装という予想外の体験をして店を出ました。
このまま帰るかと思いきや…
與那覇「もう一軒行くか!」
なんとまさかの化粧したまま三軒目へ突入!
與那覇「近所のガールズバーにもうすぐやめちゃう可愛い女の子がいるのよ」
またしてもガールズバーか!
與那覇「今度はゲイもオカマもいないけど」
こうして與那覇に連れられて入ったのは、「寿司ガールズバーなでしこ」。
時間が遅かったのでお客さんは俺と與那覇しかいなかったんですが、店主とママさんと、女の子が一人いました。
與那覇はここでも顔馴染みらしく、カウンターに座ると女の子と仲良く話していました。
明らかに化粧をしている俺のことを大学の友人だと紹介すると、
女の子「サムライとニューハーフが一緒に来たからびっくりした!Chillの店員さん連れてきたのかと思った!」
そのままお寿司を握ってもらって、カウンターで飲んでいると、女の子が語り出したではないか!
女の子「この前来たときに酔っぱらって脱ぎ出して!」
與那覇お前、学生時代と何も変わってないじゃないか!
女の子「それで私にビンタしてって言ってきて」
何やってんだよ!
與那覇「またビンタして!」
何を求めてるんだよ!
女の子「えー!」
と言いつつ、その女の子は與那覇にビンタ!
與那覇「いやー!いいね!いいビンタだ!」
いいビンタって何だよ!
女の子「Mだよねー!」
與那覇「いや、俺はMじゃない…ドMなんだ!」
そんなこと格好よく言うな!
そんなこんなありまして、店を出ました。
いやー、オカマとゲイと女の子のビンタ!刈谷の夜を遊び倒したぜ!
こうして、與那覇の退去前のアパートに移動し、何もない部屋の床にレジャーシートだけ敷いた上で與那覇と雑魚寝をしました。
いやー!楽しすぎた!
あ、BLUES、よかったら観に来てみてください。
「【宣伝です!】BLUES vol.8「新・オリレント超特急」(9/2~3)」
つづく
8/29(火)、新潟から高速バスで7時間かけて名古屋まで移動し、そこからさらに電車で刈谷まで移動。
(詳しくはここに書いてあります。)
「新潟発、長野経由、愛知への旅の始まり。」
刈谷に着いたのは夜の23時近くでした。
そんな深夜に刈谷で俺を待ち構えていた人物、それは、與那覇将太!
大学の友人である與那覇から、久し振りに遊ぼうぜ、と連絡が来たのは、一週間ほど前のことでした。
と言うのも、與那覇のお母さんが生前経営していたオカマバーで働いていたオカマさんが新しくオカマバーを個人経営し始めたので、一緒に飲みに行こうと誘われたのでした。
(與那覇と與那覇のお母さんは、僕が朗読した文章にも登場するので、気になる方は読んでみてください。)
「「青春なんてなかった」~トーク・朗読・音楽!生きづらさを抱えた人間賛歌vol.2~で朗読した文章を公開します。」
と言うわけで、刈谷駅前で與那覇に再会し、まずはそこから徒歩数分のところにある與那覇のアパートへ。
何でも與那覇はこのアパートを翌日で退去するらしく、部屋の中はもうほとんどものがなくなっていました。
與那覇のアパートに荷物を置くと、さっそく飲みに出掛けるぜ!
刈谷駅前は飲み屋街になっていて、どうやら與那覇はしょっちゅう飲み歩いているらしい。
刈谷駅に向かって歩いていると、「どんぱち」という居酒屋の看板が。
すると、與那覇は語り出したではないか…
與那覇「どんぱちと言えば、何十年前かに刈谷駅前で本当にドンパチがあったらしいのよ。その事件とこの店の名前は関係ないと思うけど。それで、ちょっと前に別の居酒屋に行った時に、その店の店主に「昔このあたりでドンパチがあったらしいですね」って言ったら、「それやったの俺だよ」って言われたんだよね!本物の元ヤクザが経営してる店だった!すごくない!?」
そりゃあすげえ!!刈谷駅前色々あるな!!
そして與那覇はそんな刈谷駅前を飲み歩いてはそういう話を色々聞いて回っているのだなあ。
さて、目的のオカマバーは刈谷駅前から少し離れているということなので、二人でタクシーで移動。
タクシーを降りると、こぢんまりとした「あさがお」の看板が薄暗い中で怪しく輝いていました。
與那覇「ここの店主は、ぱっと見プロ野球選手みたいなガタイのいいオッサンだけど、話すと、あっ!オカマだ!って感じの人だよ」
そう言われて店内に入ると、カウンターの向こうにガタイのいいオッサンが!
あさがお店主「あーら!いらっしゃい!」
ほ、本当だ!
と言うわけで、オカマバーで與那覇と飲むぜ!
酔っ払うサムライ!
あさがおの店主さんは、一人でこの建物の内装を行い、オカマバーを始めたというすごい方でした。
本当に気さくな方で、僕が新潟から来たと話すと、「アタシも新潟に行ったことあるわよ!新潟にもオカマバーがあるの」と、思い出を語ってくれました。
注文すると、「ハイハイ、ありがとうございま~んこ!」「そんなに一度に言われてもオカマは急に動けないのよ!」と下ネタやらギャグを交えて笑わせてくるとても面白い方でした。
料理も美味しかったし、飲んでいると與那覇のお母さんの知り合いで今は別のお店でママをやっているという女の人がやってきたりと、結構賑わっていました。
サムライとオカマとしばらく飲んで笑ったあとで、店を出て再びタクシーで刈谷駅前へ。
與那覇「よし、二軒目だ!」
果たして次はどんな店に行くのか…
與那覇「次の店はゲイも働いてるガールズバーだよ」
どんな店だよ!って言うか、オカマの次はゲイか…
二軒目に行ったゲイ&ガールズバー「Chill」は、赤い照明の照らす薄暗い店内の至るところに骸骨のオブジェが置かれ、女装したゲイと女の子たちが行き交いお客さんと一緒に飲んでいるという、これまた妖しいお店でした。
與那覇はここでも顔馴染みらしく、二人でカウンターに座ると女の子と女装したゲイの店員さんが話し掛けて来ました。
そこで與那覇はちょんまげをいじられたり、大学の友人である俺も一緒にいじられたり、ゲイの店員さんから刈谷に旅行に来たときにたまたま立ち寄ったこの店の居心地が良くてそのまま居着いてしまったという生い立ちを聞いたりしていました。
そこで、俺と與那覇が学生時代に学部の女装コンテストに出場し、俺が優勝、與那覇が三位になったという輝かしい思い出を語ると…
ゲイの店員さん「えー、お兄さん女装したら絶対美人だよ!」
女の子の店員さん「ちょっとメイクしていい?」
こうして、ゲイ&ガールズバーのカウンターで突如として始まった、俺の公開メイクショー!なんてハチャメチャな店なんだ!
女の子の店員さんは自分の化粧ポーチからメイクセットを取り出すと俺に本格的な化粧を始め、ゲイの店員さんは店の奥からウィッグまで持って来たではないか!
こうして俺はメイクアップされてしまった!
いやー、久し振りに女装したけど楽しいですね。
女装とサムライの貴重なツーショット!
この日の僕の女装が、なんとChillのブログに載ってしまいました!
「はよはよ」
こうして、まさかの女装という予想外の体験をして店を出ました。
このまま帰るかと思いきや…
與那覇「もう一軒行くか!」
なんとまさかの化粧したまま三軒目へ突入!
與那覇「近所のガールズバーにもうすぐやめちゃう可愛い女の子がいるのよ」
またしてもガールズバーか!
與那覇「今度はゲイもオカマもいないけど」
こうして與那覇に連れられて入ったのは、「寿司ガールズバーなでしこ」。
時間が遅かったのでお客さんは俺と與那覇しかいなかったんですが、店主とママさんと、女の子が一人いました。
與那覇はここでも顔馴染みらしく、カウンターに座ると女の子と仲良く話していました。
明らかに化粧をしている俺のことを大学の友人だと紹介すると、
女の子「サムライとニューハーフが一緒に来たからびっくりした!Chillの店員さん連れてきたのかと思った!」
そのままお寿司を握ってもらって、カウンターで飲んでいると、女の子が語り出したではないか!
女の子「この前来たときに酔っぱらって脱ぎ出して!」
與那覇お前、学生時代と何も変わってないじゃないか!
女の子「それで私にビンタしてって言ってきて」
何やってんだよ!
與那覇「またビンタして!」
何を求めてるんだよ!
女の子「えー!」
と言いつつ、その女の子は與那覇にビンタ!
與那覇「いやー!いいね!いいビンタだ!」
いいビンタって何だよ!
女の子「Mだよねー!」
與那覇「いや、俺はMじゃない…ドMなんだ!」
そんなこと格好よく言うな!
そんなこんなありまして、店を出ました。
いやー、オカマとゲイと女の子のビンタ!刈谷の夜を遊び倒したぜ!
こうして、與那覇の退去前のアパートに移動し、何もない部屋の床にレジャーシートだけ敷いた上で與那覇と雑魚寝をしました。
いやー!楽しすぎた!
あ、BLUES、よかったら観に来てみてください。
「【宣伝です!】BLUES vol.8「新・オリレント超特急」(9/2~3)」
つづく