どんなに人でも自分の演技には不安を感じているものらしい。

どうも。世間は今日まで3連休でしたが、今日まで4連勤だった俺です。
いやー忙しかったです、土用の丑の日フェアは。

加えて最近は「大江戸狂想曲」公演まで1週間を切り、稽古やら仕込みたらで毎日慌しいです。
この前の金曜と日曜に、通し稽古を行いました。
本番の一週間前にしてようやく自分の演技の拙さを実感しました。
早く何とかしろよ俺・・・
　
こんな忙しい状況にも関わらず芝居も観て来ました。しかも二日連続で。
松本の「劇団ＡＣＴ」による「乱暴と待機」、本谷有希子原作の芝居です。
この芝居の面白いところは、ダブルキャストを採用しているところ。
4人いる登場人物のうち2人が、どの回の芝居を見るかによって違うという面白いアイディアです。

全員の演技が見たいと思って、土日に二日連続で見てきました。
感想はと言うと、やっぱり劇団ＡＣＴさんは安定して演技力ありますよね。
それとダブルキャストも、全員の演技を見ると色んな発見がありました。
同じ役でも演じる役者さんによって違うところを探しながら見ると、面白いです。

そう言えば、初回を見に行った後、出ていた役者のＤさんから話し掛けられました。

Ｄさん「どうだった？」
俺「面白かったですよ！皆さん相当演技が役に入ってましたし、舞台も凄く作りこまれててびっくりしましたよ」
Ｄさん「そうか・・・で、俺どうだった？」
俺「Ｄさんですか、いやー、良かったですよ。役のキャラを忠実に表現できてて凄いなって思いましたよ」
Ｄさん「それって、もっと遊びが足りなかったってことか・・・」
俺「いやいや、そんな事言ってませんって！凄く良かったですって！」
Ｄさん「もっと遊びが出来なきゃダメか・・・」

なんでそんなネガティブなんすか！？まあ、そう考えちゃう気持ちはよく分かりますけど。
自分の演技だけが周りより格段に下手なんじゃないかって思ってしまうのは、誰でもあることで仕方ないことなのかもしれませんね。


という訳で、「劇団ＡＣＴ」の公演も終わり、これで「れんげでごはん」「天の夕顔」「劇団ザ？猿ロマン」そして「劇団ＡＣＴ」と続いた松本夏のまげ祭りも、いよいよクライマックス！
次の公演は・・・我らが新太屋プロデュースの「大江戸狂想曲（ラプソディー）」！
演劇仲間達が次々と開放されていく中、残された僕らはどれだけのものを見せられるか！？
乞うご期待！！


以下、宣伝↓


新太屋プロデュース「大江戸狂想曲（ラプソディー）」

■日時
　　7/25(土) 14:00～ 19;00～
　　7/26(日) 14:00～

■場所
　　松本市　ピカデリーホール

■料金
　　大人前売り1200円
　　大人当日　1500円
　　学生以下　600円