1/31(水)に、シネ・ウインドで『いただきます~みそをつくる子どもたち』を観て来ました。
ひとまず予告編はこんな感じです。
どういう映画かと言うと、子供たちのために安全で健康的な食事作りに力を入れていることが注目されている、福岡市の高取保育園を追ったドキュメンタリー映画です。
具体的にどういうことをしているかと言うと、和食や発酵食品を積極的に食事に取り入れ、さらには味噌は手作りするという食育にも力を入れているそうなのです。
映画に登場する東京農業大学の小泉教授曰く、食文化とはその地域の環境や人間の体質に合わせて発展してきたものなので、健康のためにその地域に根差した食事が最も大切らしく、だからこそ、成長過程の子供にとって和食で育つことには大きな意味があるそうなのです。
また、発酵食品、特に味噌には抗酸化作用があることが科学的に証明されているそうなのです。
果たしてそんなに効果があるのだろうか?と思うかも知れませんが、実際にこの保育園では子供たちが非常に元気に健康に育っていて、なんと全国からの視察が後を絶たないほどだそうなのです。
この映画を観ると、食事というものが人間の健康、成長にとっていかに重要なものなのかが分かります。
だからこそ、こうして子供たちの食事を大切にしている保育園が存在していることは、観ていてとても嬉しい気持ちになりました。
そして、それ以上に嬉しくなったのは、そんな健康的な和食を食べている子供たちがとても元気に健康的に育っていたことです。
公園やグラウンドを駆け回ったり、裸足で竹馬に乗ったり、子供たちは本当に伸び伸びと楽しそうに育っていて、観ているだけで幸せな気持ちになりましたし、同時に子供たちを伸び伸びと育てている大人たちがいることも素晴らしいことだなと思いました。
未来のある子供たちが伸び伸びと健康的に成長していくことや、そんな子供たちの成長を大人が守っていくことの大切さの伝わるいい映画でした。