もしかしたら、本当にもしかしたらなんだけど、本当は働きたいのかも知れない。

今年のゴールデンウィークは10連休とか言われたところで、気付けば700～800連休くらいしている無職の人間だからただただ日常が続いていくだけのちひろBLUESです。こんばんは。

最近は朝起きられない日が増えてしまったんですけど、さらに面倒なのは、30分でも寝坊すると「今日はもう全部終わりだ！」って気持ちになって、かえって開き直ってまた寝て、そのまま何時間も起きられなくなったりすることなんですよね。
僕はこれのせいで今まで一体いくつの仕事をやめてきたか分からないくらい悩んでいるんですけど、自分以外で同じ悩みを持った人になかなか出会えないんですよね。

仕事に関してだけは本当に何もかもネガティブにしか物事を考えられない人間なので、そもそも働きたいという気持ちになれないし、働きたいかも知れない職場を見つけても就活を始める前からやめた後のことばかり考えてしまって（例えば好きなお店でバイトしてもクビになったらもう同じ店に行けなくなるんだろうなみたいな）、そのせいでまったく就活に踏み出せないんですよね。
仕事以外のことに対してはポジティブだしそれなりに行動力もあると思うんですけど、「仕事」というものに対してだけピンポイントでネガティブで消極的になってしまうから、どんなに調子が良くても仕事だけはいつまで経ってもうまくいきません。



ただ、そんな僕ですけど、心の奥では、本当は働きたい気持ちはすごくあるんですよ、思ってるだけで行動に移ってませんけど。
現に今年の1月、久し振りに「こわれ者の祭典」の月乃光司さんとお会いした時も、「ちひろくんみたいに軽い病気のある人ほど、簡単なものでいいから何か仕事をすることで、それが自分の支えになることもある」と言われて、今年こそは仕事をしようと思ったくらいなんですよ、思っただけで何もしてませんけど。

とは言え、就活に対するプレッシャーが強すぎてもうハローワークにすら行ける気がしないし、でももっと気軽に始められる仕事はないだろうか…
…なんてことを考えて、少し前に古町を歩いていたところ、新装開店した喫茶店でバイト募集の張り紙を見かけたではないか！

喫茶店は好きだし、他の仕事に比べて落ち着いて働けそうだし、もしかしてこれは運命の出会いなのではないだろうか…？
しかし、ここで焦ってしまうと絶対に失敗するような人間なので、まずは取り敢えず、その喫茶店に行って、様子を見てみることにしてました。



こうして、4/26(金)の朝、珍しく早起きして、朝から古町に行って、開店直後の喫茶店に行ってみたのであった。
すると…なんと平日の朝だと言うのに、物凄くお客さんが多く、店員さんたちは忙しそうに歩き回っているではないか！

しかも、店員さんも一人ではなくて何人もいて、しかもみんな女性で、すごくお洒落な制服まで着ているではないか！
なんかこう、僕はもっと静かでお客さんが少なくて暇そうな古びた喫茶店を想像していたんですけど、これでは全然自分の理想の職場と違うではないか…





とは言え、喫茶店に入ったまま何もせずに帰るわけにもいかないので、コーヒーを頼んで窓際の席に座りました。
窓の外には午前中しか入れない古町のアーケードの中にトラックが止まっていて、喫茶店の中にも外にも、平日の朝から色んな人がいるんだなあ…とコーヒーを飲みながらぼんやりと考えていました。



帰り際に、受付のお姉さんに「ここでバイト募集の張り紙を見かけたのですが」と声をかけてみると、「ホールは女性しか募集してないんですよね。男性だと、キッチンの仕事だけになりますが…」と言われて、「わかりました」とだけ答えて、コーヒーのお金を払って店を出ました。
このお店ではきっと働けない…珍しく一歩を踏み出しかけた就活は、やっぱり始める前から挫折しました。





そのまま万代シテイに移動して、シネ・ウインドで映画を観て帰ってきました。
しばらくまたこんな感じの生活が続いていきそうです。