2月からの思い出を振り返って行くのコーナー。
続きましては、2月22日(金)にぷらっとすてーじ「一日だけの恋人」を見て来た話。
この時は劇団@nDANTEの稽古中で、@nDANTEのメンバーと一緒に見に行って来ました。
ぷらっとすてーじは、新潟大学演劇研究部出身のレフトくんが中心となって学生で立ち上げた団体らしいです。
いや、本当は高橋くんなんですけど、@nDANTEのメンバーがレフトくんって呼ぶので僕もそう呼んでます。
@nDANTEももともと劇研の出身者で結成されているので、色々繋がりがあるっぽいですね。
まあ、前置きはこの辺にして、ぷらっとすでーじ「一日だけの恋人」の思い出を書いて行こうと思います。
ぷらっとすてーじ「一日だけの恋人」
(作・高橋いさを)
感想を書く前にびっくりしたのは、料金が400円だったこと!
しかも、予約すれば100円引きで、実質300円で見られる!
いや、確かにシアターent.は良心的な価格の劇場ですよ。
にしても、そんな破格でやっちゃっていいのかい!?
それだけ、低価格にしてでも多くの方に見てほしいってことなんでしょうか?
まあ、演劇の価格の話は始めると色々面倒臭くなっていくので…
という訳で、料金の話はぷらっとすてーじの方々のやる気を受け取るということにしておきます。
感想でも書いてみます。
ええと、これは高橋いさをさんの戯曲です。
家族から結婚を迫られている女性が、友人に婚約者の振りをして兄に会ってもらおうとするが、色々あって理想の結婚相手とは程遠い、貧乏な若手演劇青年が来てしまって、二人の価値観の違いが衝突する、みたいな話です。
銀行員という安定した就職をし、安定した結婚を家族に迫られている女性と、いい年して演劇の夢を見ている男性。
ありふれた題材かもしれませんが、ある程度の年齢より上の人間の気持ちをえぐる可能性大な戯曲です。
てか、何より演劇人の気持ちには確実にグサグサくる戯曲なんですよね。
いやー、いい戯曲選ぶなあって思いました。
大学四年生で就職が決まった彼の心境とリンクしてたのかなとか、適当なことを考えてみる。
で、舞台を見た感想ですが、なんかねえ、そういうレフトくんの真面目さ、優しががすごく伝わる舞台だったと思います。
役者さんは、レフトくんと、相方の女の子は一年生らしいですが、真剣に演じている姿が好印象でした。
いや、「真剣に」って何だその小学校みたいな感想はって感じですが、やっぱり役者が舞台に真剣に向き合っている姿が僕は好きですね。
特に、学生演劇の方々にはそういう部分を求めてる部分がかなりあります。
てか実は、新潟大学でそういう部分を満たしてくれる公演に今まであまり出会ってなかったというのもあります。
だからこそ、ぷらっとすてーじのこういう真剣な演技が良かったと思う。
ただ、ちょっと演技が硬かった気はします。
もっと伸びやかに楽しそうに演じる姿も見てみたいなって思いました。
あと、この戯曲は会話の中で二人の気持ちが変化していくのを楽しむものだと思うんですが、そういう気持ちの変化をもっと大事にして欲しかったなあって思います。
あと、どうしても「もうちょっとここ、こうした方が…」とか思わずにはいられない部分が。
なんか俺みたいな人間が言うのはアレだけど、敢えて書かせていただくよ!
例えば、舞台はホテルの一室で中心にベッドが置かれてるだけなんですが、それがなかなかホテルに見えなかった…
どうしても役者の動き方が、ホテルの部屋の中の動きに見えずに、ホテルを想像できなかったです。
あと金髪を黒髪に染めたって設定の男が出て来るんですが、その髪型が普通のただの黒い髪にしか見えなくて、あの染めた後の「黒っ!」て髪に見えなかったこと。
いや、細かいことなのかもしれないですが、やっぱり観客を舞台を想像させたり引き込んだりするためにはやって欲しかったなあ…って思います。
まあ、色々書きましたが、見られて良かったです。
劇研出身の演劇人の方はたくさんいるけど、こうやって積極的に外に出て公演を行ってくれる人がいるのは、すごく嬉しいことです。
レフトくん、卒業しちゃったのかな?もう演劇はやらないんだろうか?
ちょっとさびしい感じはしますね。
てかさあ、やっぱ300円は安すぎるよ!!
続きましては、2月22日(金)にぷらっとすてーじ「一日だけの恋人」を見て来た話。
この時は劇団@nDANTEの稽古中で、@nDANTEのメンバーと一緒に見に行って来ました。
ぷらっとすてーじは、新潟大学演劇研究部出身のレフトくんが中心となって学生で立ち上げた団体らしいです。
いや、本当は高橋くんなんですけど、@nDANTEのメンバーがレフトくんって呼ぶので僕もそう呼んでます。
@nDANTEももともと劇研の出身者で結成されているので、色々繋がりがあるっぽいですね。
まあ、前置きはこの辺にして、ぷらっとすでーじ「一日だけの恋人」の思い出を書いて行こうと思います。
ぷらっとすてーじ「一日だけの恋人」
(作・高橋いさを)
感想を書く前にびっくりしたのは、料金が400円だったこと!
しかも、予約すれば100円引きで、実質300円で見られる!
いや、確かにシアターent.は良心的な価格の劇場ですよ。
にしても、そんな破格でやっちゃっていいのかい!?
それだけ、低価格にしてでも多くの方に見てほしいってことなんでしょうか?
まあ、演劇の価格の話は始めると色々面倒臭くなっていくので…
という訳で、料金の話はぷらっとすてーじの方々のやる気を受け取るということにしておきます。
感想でも書いてみます。
ええと、これは高橋いさをさんの戯曲です。
家族から結婚を迫られている女性が、友人に婚約者の振りをして兄に会ってもらおうとするが、色々あって理想の結婚相手とは程遠い、貧乏な若手演劇青年が来てしまって、二人の価値観の違いが衝突する、みたいな話です。
銀行員という安定した就職をし、安定した結婚を家族に迫られている女性と、いい年して演劇の夢を見ている男性。
ありふれた題材かもしれませんが、ある程度の年齢より上の人間の気持ちをえぐる可能性大な戯曲です。
てか、何より演劇人の気持ちには確実にグサグサくる戯曲なんですよね。
いやー、いい戯曲選ぶなあって思いました。
大学四年生で就職が決まった彼の心境とリンクしてたのかなとか、適当なことを考えてみる。
で、舞台を見た感想ですが、なんかねえ、そういうレフトくんの真面目さ、優しががすごく伝わる舞台だったと思います。
役者さんは、レフトくんと、相方の女の子は一年生らしいですが、真剣に演じている姿が好印象でした。
いや、「真剣に」って何だその小学校みたいな感想はって感じですが、やっぱり役者が舞台に真剣に向き合っている姿が僕は好きですね。
特に、学生演劇の方々にはそういう部分を求めてる部分がかなりあります。
てか実は、新潟大学でそういう部分を満たしてくれる公演に今まであまり出会ってなかったというのもあります。
だからこそ、ぷらっとすてーじのこういう真剣な演技が良かったと思う。
ただ、ちょっと演技が硬かった気はします。
もっと伸びやかに楽しそうに演じる姿も見てみたいなって思いました。
あと、この戯曲は会話の中で二人の気持ちが変化していくのを楽しむものだと思うんですが、そういう気持ちの変化をもっと大事にして欲しかったなあって思います。
あと、どうしても「もうちょっとここ、こうした方が…」とか思わずにはいられない部分が。
なんか俺みたいな人間が言うのはアレだけど、敢えて書かせていただくよ!
例えば、舞台はホテルの一室で中心にベッドが置かれてるだけなんですが、それがなかなかホテルに見えなかった…
どうしても役者の動き方が、ホテルの部屋の中の動きに見えずに、ホテルを想像できなかったです。
あと金髪を黒髪に染めたって設定の男が出て来るんですが、その髪型が普通のただの黒い髪にしか見えなくて、あの染めた後の「黒っ!」て髪に見えなかったこと。
いや、細かいことなのかもしれないですが、やっぱり観客を舞台を想像させたり引き込んだりするためにはやって欲しかったなあ…って思います。
まあ、色々書きましたが、見られて良かったです。
劇研出身の演劇人の方はたくさんいるけど、こうやって積極的に外に出て公演を行ってくれる人がいるのは、すごく嬉しいことです。
レフトくん、卒業しちゃったのかな?もう演劇はやらないんだろうか?
ちょっとさびしい感じはしますね。
てかさあ、やっぱ300円は安すぎるよ!!