舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

ゆいぽーと、プーチョウ・アート・グループ 成果発表展「行走的歌謠」見に行ってきました。

2025-02-10 21:50:49 | Weblog


2/10(月)、ゆいぽーとにて、プーチョウ・アート・グループ成果発表展「行走的歌謠」を見に行ってきました。
ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンスで新潟に滞在していた、台湾の3人の女性のアート・グループによる成果発表展です。





説明によると、「時間」と「歩行」の関係を探求、日本と台湾で最も重要な米を通して時間にアプローチしたとのこと。
一体どういうことなのか?





まず部屋の壁に、滞在期間の日付に合わせた、台湾の日めくりカレンダーの紙が並んでいる。





その前におみくじと書かれた箱があり、中に手を入れると竹と和紙で作った台湾のおみくじが出てくる。





台湾のおみくじには2月10日の日付が書かれていて、壁に貼られた日付の紙を見ると、台湾のおみくじの和訳が書かれている。





これは、台湾の農業暦を和訳したものだそうで、教訓と一緒に、この日にやるべきこと、やるべきではないこと、植えるべき野菜や漁で獲れる魚などまで書かれていてとても興味深い!







それから、台湾では竹筒でお米を炊き、食事の前に竹の笛を吹く文化があるそうで、実際に作った竹笛も紹介。
台湾のアーティストの方が丁寧に説明していただき、実際に笛を吹いていただき、僕も一緒に笛を吹いて、しかもその笛をいただいてしまった!







それから、竹筒ごはんの作り方や、実際に作ったという竹筒も展示。







竹筒ごはんを作る時に使うナイフや、炊飯器と一緒に展示されていて、ご飯という文化の深さが伝わる内容。

竹笛と竹筒ごはんは特に力を入った展示になっていて、竹笛を吹きながら竹筒ごはんを持って新潟の町を歩いたという映像も展示されていました。
考えてみれば米は日本でも食文化の中心だし、さらに新潟は米どころという重要な存在ですが、台湾ではまた違う文化があるのが面白いなあと感じました。



















さらに奥の壁には、新潟の滞在期間での3人の思い出が絵日記として描かれていました。
それを見るとスキー場や清津峡の大地の芸術祭の会場などにも行っていて、芸術を通して台湾の人達が新潟を味わってくれたのが伝わってきて嬉しかったです。
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