平成28年9月15日~18日の3泊4日で南アルプスの甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に登ってきました。
アルプス登山は平成10年8月に白馬岳が最後なので28年ぶりです。
天候にも恵まれて山行時は晴れたり曇ったりの天気で、3日目の晩から4日目の朝までが雨でしたがテント撤収時には雨も小やみになり
素晴らしい南アルプスを堪能することが出来ました。
【行 程】
・・・徒歩 →→乗合タクシー・バス ⇒⇒マイカー
《9月15日》
自宅⇒⇒芦安→→広河原→→北沢峠・・・長衛小屋(テント場)
《9月16日》 ★所要時間:9h53m
テント場・・・仙水小屋・・・仙水峠・・・駒津峰・・・甲斐駒ヶ岳・・・駒津峰・・・双児山・・・北沢峠・・・テント場
《9月17日》 ★所要時間:8h50m
テント場・・・仙丈ケ岳二合目登山口・・・藪沢大滝ノ頭・・・小仙丈ケ岳・・・仙丈ケ岳・・・仙丈ケ小屋・・・馬の背ヒュッテ・・・藪沢小屋・・・藪沢大滝ノ頭・・・仙丈ケ岳二合目登山口・・・テント場
《9月18日》
テント場・・・北沢峠→→広河原→→芦安(白峰会館にて入浴)・・・自宅
《1日目》
〈南アルプス市営芦安駐車場〉 ここから乗り合いタクシーにて広河原へ約55分
〈広河原〉 ここから乗り合いバスにて北沢峠へ約25分
〈北沢峠〉 山梨県南アルプス市と長野県伊那市との境界にある峠。標高は2,032m。
〈長衛小屋(旧北沢駒仙小屋)テント場〉 ここにテントを設営しました。
〈竹沢長衛レリーフ〉 竹沢長衛氏(1889~1958年)は長衛小屋や薮沢(やぶさわ)小屋を建設し、仙丈ケ岳(3033メートル)、甲斐駒ケ岳(2967メートル)への登山道を整備し、遭難者をも救助して安全な登山に力を注いだ。
夕飯は定番の豚シャブです。
手作りの簡易テーブル。ピンを外せばコンパクトになります。
テント場で見た中秋の名月。
《2日目》
こけもも
〈北岳〉 標高3,193mで富士山に次ぐ2番目の山です。
鳳凰三山の後ろに富士山を見ることができました。
〈摩利支天〉 甲斐駒ケ岳の南東方にある岩山。南方の仙水峠から真正面に見える。全山が花こう岩で出来ていて、クライミングルートが何本か開かれている。山頂には護身や勝利を司る女神・摩利支天がまつられている。石碑やほこら、摩利支天像、鉄剣などが奉納され、所狭しと林立している。
〈六方石〉 甲斐駒ケ岳と駒津峰間の最低鞍部にある大きな石の積み重なり。その中の一つが六方体をしていることから、こう呼ばれている。
〈コバノコゴメグサ〉
駒津峰にて 標高2,752m
駒津峰にて甲斐駒ケ岳をバックに
〈甲斐駒ケ岳〉 標高2,967m。 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。
甲斐駒ケ岳山頂にて 4:13分にテント場を出発し9:24分に到着です。
北沢峠に14:05到着 無事下山しました。精根尽き果てた!! 膝が痛いーーーー
夕飯はおでん。
《3日目》
小仙丈ケ岳にて仙丈ケ岳をバックに。
日本で標高1・2・3番の山を見ることができました。
左 富士山:3,776m 真ん中 北岳:3,193m 右 間ノ岳:3,190m
〈仙丈ケ岳〉 標高3,033m。三つのカール(圏谷)を擁し、山容は比較的穏やかであるが、西面は急峻で岳沢が沢登りや冬季の氷瀑登攀の対象となっている。高山植物の非常に豊富な山として知られている。男性的な山容の甲斐駒ヶ岳に比べて女性的ななだらかな山容から「南アルプスの女王」とも称されることがある。
仙丈ケ岳山頂にて。 標高3,033m テント場を5:10出発して10:08に到着。
仙丈小屋にて トイレは水洗で200円です。ソーラーと風力発電が設置されていました。
真っ赤な実を付けたナナカマド。
夕飯はペペロンチーノです。
《4日目》
芦安市営駐車場隣にある白峰会館にて4日間の汗と汚れを落としました。 気持ちよかったー。 入浴料700円