『Still Alice』 ジュリアン・ムーア アカデミー賞主演女優賞受賞した作品 昨日観てきました ――アリスが自分のままでいられる最後の夏 家族との絆を描く感動の物語――
言語学者としてコロンビア大学で教鞭をとっているアリス５０歳 夫は医師 法科大卒の長女（既婚） 医科大学院生の長男 ロスで女優を目指す次女リディア（大学に行くべきというアリスと対立している） 充実を実感して生活していたアリスに突如襲った病！ 物忘れが頻繁に、あろう事か言語学者が講義中に単語が出てこない！咄嗟に機転でごまかすが・・・精神科を受診し「若年性アルツハイマー病 しかも５０％の確率で遺伝する家族性」であると（遺伝したら100％発症）知らされる
気丈に高ぶる心を抑えてクールに現実の病と向かい合うアリス そして夫！ そして家族たち（遺伝子に対するそれぞれの思惑を持つ子供たち） 現代の医学ではこの記憶喪失を止めることは出来ない！ 知性溢れていた人の方が進行が早い、夫も働き盛り故に起こる職場転勤問題！ 残酷なほど次々に現れる辛い病状・・・
いつか自分でなくなってしまう日が来ることを想い その時に為すべき事を自らに指示した動画をパソコンに残したアリス！ あるときそれを開くも・・・失敗して呆然としているアリス！（既に何がどうなったのか理解できないんだもの・・・最も悲しい場面だった！） 次女のリディアが家に帰り 懸命に寄り添い理解し合おうとする穏やかなラストシーンに しみじみと深い愛を感じられて・・・良かった！
帰り 有楽町駅前ではこの日から＜有楽町打ち水ウィーク＞とて浴衣女子が多数・・暑い６時前でした 
