この時期 旅先で幾度となく巡り合った菊花展はあったけれど このような規模のものには初めて出会った気がします さすが広大な菊栽培所を抱え持つ長い歴史のある旧皇室苑です(@_@)
~~先ずは誘い~~~ 芝生広場に格調高く展示された<第一露地花壇>に目を奪われます
この先 日本庭園を順路に沿って歩くと次々現れる展示菊花!
~~~懸崖作り花壇~~~ 野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して 1本の小菊を大きな株に仕立てる技法 古木の台の上に花鉢を配色よく並べています
圧巻の ~~~大作り花壇~~~ 1株から数百輪の花を半円形に整然と仕立て咲かせる 新宿御苑独自の様式で全国各地の菊花展で観られる千輪作りの先駆けになっています
~~~江戸菊花壇~~~ 古典菊 花が咲いてから花びらが様々に変化し色彩に富んでいるのが特徴で「花の変化」を鑑賞する菊です 御苑の菊花展の中では最も古い歴史があります
・・・中でも珍しいなと目を惹いた 色と形の2種 「春日」と「朱雀」(^▽^)/
~~一文字菊、菅物菊花壇~~ 一文字菊 花びらの数が16枚前後の一重咲きの大輪花、ご紋章菊とも呼ばれています 管物菊 筒状に伸びた花びらが放射状に咲く大輪菊で糸菊とも。
~~~肥後菊花壇~~~ 古くから熊本地方で作られた一重咲きの古典菊、武士の精神修養として発達しました 栽培方法や飾り方は江戸時代に熊本で確立した「秀島流」の厳格な様式に基づいています
~~~大菊花壇~~~ これまた圧巻! 菊の代表的な品種で花びらが花の中央を包み込むように丸く咲くのが特徴。 神馬の手綱模様に見立てた「手綱植え」と呼ばれる新宿御苑独自の様式で 39品種311株の大菊を黄 白 紅の順に植え付け全体の花が揃って咲く美しさを鑑賞する花壇です
ブログを書きながら読んだ解説チラシ・・・今更ながら菊づくりの歴史と深みを知りました(^▽^)/ 最終日にも関わらず殆どの花が見事にその美しさを保っていて素晴らしく管理されていました。 小春日和の園の様子は又