狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

民主主義

2010年01月01日 | スピーカーズ・コーナー
私は昭和23年の生まれです。戦後高揚した民主主義の中で教育を受けました。
現在においても民主主義は世界の中での理念として、専制主義などを圧倒していると思っています。アメリカを先頭として世界中に民主主義、自由の理念を広げています。独裁主義は効率の良い政治形態ですが、必ず腐敗します。民主主義は程度の低い政治家により堕落する事はあっても復元する事が可能です。ローマの時代には貝殻追放など復元力が働きました。日本では選挙があります。
今回銃規制が強化されました。原因は愚かな銃所持者による犯罪の多発です。そうであっても大雑把な銃規制は何を生み出すでしょう。古い中国の諺に「上に施策あれば下に対策有り」と看破しています。所持者はここ数年のうちに激減するでしょう。許可された銃所持者より闇の所持者(トカレフなどの)の方が多くなるでしょう。警察は許可者に対する安易な取締りより、ヤクザなどアウトローへの取締りを強化すべきです。
危険な取り扱いも見聞します。幼少の頃より銃の教育がなされていない日本では当然です。30歳を過ぎてから銃を手にしては遅いのです。それならば安全な取り扱いに法改正の力点を移すべきです。年一回の射撃教習などの義務付けなどあってしかるべきです。射撃場も射撃選手だけの物ではなく、安全教育の機関であるべきです。大日本猟友会の無表情にも疑問が有ります。猟友として熱いメッセージを期待しています。