狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

吉川英治で解体する

2011年11月04日 | 狩猟と銃
吉川英治作のナイフを使用しました。ナイフ雑誌にあるように、1本のナイフで全ては不可能です。内臓を出す時に使用しましたが、アバラは無理です。断ち割るには斧を使用します。関節も怖いので土地のナイフを使用しました。皮剥ぎには威力を発揮しました。スーと撫ぜるようにすると抵抗無く切れました。脂が付着すると切れ味が落ちるので湯に浸し脂を取りました。鹿君も満足そうな顔をしていました。9頭全部に使用しました。

羆のトイレにて

2011年11月04日 | 狩猟と銃
「羆撃ち」は尊敬している久保さんの本です。
私も1匹でよいから羆と対峙したく思っています。北海道の先輩に是非とお願いしました。
「この辺にも沢山いますよ。もし発見したら貴方を此処に置き、私は逃げます。まだまだ命が惜しいです」とのご宣託でした。
沢山いるとは・・・????・・ほらそれが羆の糞です。
私が立っていたのは羆のトイレだったのです。中央にはドデンと大糞が緑色で鎮座しています。まだ柔らかいのです。
そう3時間ぐらい前の羆糞なのです。ライフルを握るより、さっさと乗車しました。

三段の蝦夷鹿

2011年11月04日 | 狩猟と銃
今年は6日間で9頭の蝦夷鹿をゲットしました。半矢はありません。失中ばかりです。
全部ガク引きでした。命中した鹿も狙った位置より5cmから10cm下でした。引き金は5回に分けて引きなさい、難しいですね。2歳ぐらいの若鹿には失中がなく、大物に失中が多かったのは焦りでしょう。内地サラリーマン・ハンターの限界です。
無事故であったのが何よりです。

蝦夷鹿猟に行く

2011年11月04日 | 狩猟と銃
10月末より蝦夷鹿猟に行きました。
何度訪れても美しい景色です。この雄大な自然の中での狩猟三昧は、一年間の垢を落とすのに充分な楽しみです。まず安全と無事故無違反を心がけ猟野に出ました。ドライバーはベテランのハンターです。彼の案内ならば一日に数回の出会いが期待できます。
緑の水平線、アルプスの少女が出てきそうですね。しかし現実は臭気です。この時期は牧草の為牛糞を撒き散らしているのです。眼がチカチカしてきます。なるべく口を閉じます。臭気は鼻だけで充分です。
この臭気を空のペットボトルに入れて土産にすれば、と言ったら、原液を入れればよい。ですって。