狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

伊勢の神社

2014年07月23日 | 内地の紹介

伊勢の神社と申しますと伊勢神宮(内宮・外宮)が群を抜いて有名です。しかし周辺には貴重な神社が点在しています。別宮が14社、摂社が43社、末社が24社あり全てで125社です。この内訳を見ると皇大神宮(内宮)が鎮座する前からこの地にあった神社で神宮の鎮座に伴い傘下に入った神社です。土着の為、農耕や水、山の神です。その次は倭姫命が定めた神社です。そして内宮が鎮座して500年後に豊受大神宮(外宮)鎮座と共に定められた神社です。最も新しい神社は別宮・倭姫宮で、大正12年に建立されました。

まず紹介するのが神服織機殿神社(かんほとりはたどのじんじゃ)です。神様が召される絹を織る神社です。左の小さな社に神は祀られ、大きな建物(作業場)で現在も年2回、付近の婦人たちの手により絹布(和妙・にぎたえ)が織られています。作業場ですから棟持柱がありません。

夏の朝お参りしました。

これは神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)です。前の白石は斎庭(ゆにわ)で、右の木はナギです。ナギは神聖な樹で神話にも登場します。この神社では男性が麻布(荒妙・あらたえ)を織りあげます。

両社とも5月と10月には機織りが古式ゆかしく再現されます。イベントではなく神事です。

 

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