伊勢の菓子はほとんどが餅菓子です。伊勢神宮への街道筋に発達したお菓子です。
京菓子は御所や公家の必要から、城下町にはお殿様の好みに合わせたお菓子、商人の町には旦那衆から丁稚の為のお菓子がありました。
ところが伊勢では街道沿いの百姓が家で採れた米を利用し、餅菓子を売ったと思われます。砂糖味は近世の物で、醤油・味噌・黄粉などを塗し素朴な味を提供したでしょう。
その一つ紀州街道の付近で売られていた「まっかさ餅」です。
黒砂糖味の餡が入り、皮にはうるち米が化粧されています。賞味期限は製造日1日で残念です。住所は三重県多気郡相可、電話は0598-38-2018です。デパートなどでの販売はありませんから、足を運んでください。
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