所要があり2月2日に大阪市へ行きました。
集合場所が通天閣下の「ずぼらや」だったのでJR新今宮駅で下車しましたが、駅前の風景がコロッと変わっています。まさに浦島太郎です。
通天閣を目的に歩きだしましたが、あまりにも様変わりです。
路傍に在った段ボールハウスは無く、失業者(アンコ)も浮浪者もいません。そして淫靡な店で溢れていた新世界もすっかり変わっていました。
エロ映画館も1軒残っているだけ、風俗の店も消えています。同伴喫茶、ノーパン喫茶、ビンゴゲームの店、パチンコ屋・・・すべて消えていました。
代わりには串カツの店が軒を連ねています。
そして外国人観光客が大声で喚いていました。田舎の女子高生が5人ほどの群れで何か食べながら歩いているのは印象的でした。
ずぼら屋のテッチリも2000円からと随分高価なり、河豚は2切れ入っていただけです。
少し鼻の下の長い老人には、魅力のない町になっていました。
坂田三吉もこれを見れば、眼を廻すでしょう。