狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

装弾の価格

2015年09月25日 | 狩猟と銃
朝からお金の話で失礼します。
狩猟人口、特に銃砲所持者の人口が減っています。一時は絶滅危惧団体とも言われました。
その原因の一つには装弾(弾)の価格があまりにも高価なのです。べつに私は鉄砲屋を責めているのではありません。

日本へは米国からの輸入が主です。それが9.11よりなぜか厳しくなりました。一つには米国内で買占めが行われた(規制が厳しくなるのを恐れて)との情報もありますが、真偽は分かりません。
日本への輸入ですが、特殊な容器に入れて船便で送るそうです。爆発物だからでしょう。50キロ送っても100キロ送っても容器は同じで価格に跳ね返るそうです。日本は敗戦後火薬類、特に銃用は禁止されていて技術が遅れ、再開されても使用量が少ない為新開発は無いそうです。自衛隊の火薬が開発されれば技術転用がなされるかも知れません。

さて本題の価格です。これは地域差や店舗による差もあります。そして用途にもよりますから平均的な価格と思って下さい。
● 散弾装弾
   競技用 9号など  50円前後
   狩猟用 3号   160円前後
  サポット      700円
 タングステン弾    420円
 
これぐらいの価格です。競技用は火薬も少なく弾数も大量に売れます。狩猟用は平均的かな。サポットは1個の弾丸を容器ごと撃ち、大物猟に使用します。割合と遠射が出来ます。
タングステン弾は鉛害防止の為に作られました。しかし比重が鉛と比べ軽くパンチ力がありません。浮いている鴨には効かないと言われています。

●ライフル弾 
  約640円ですが自分で作ると350円ぐらいで作れます。しかし、ある程度の知識と経験が必要で、道具も70000円ほど必要です。

趣味とはいえ、結構ランニングコストが必要です。これがアメリカだと1/5から1/10だと伺っています。
当然この高価格の為、鉛弾禁止区域での駆除には誰も行きません。
写真は蝦夷鹿の解体です。



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