本日は
木へんの縦画が長くなると、つくりも大きくなってしまうので、要注意です。
この作品、『髪』が他の文字より大きく書かれています。
『梳』が大きくならないよう注意してください。
つくりの一画目には勢いが必要です。
置きに行くような書き方ではいけませんし、墨量も必要です。
筆の根本までしっかり墨をつけて書き始めましょう。
木へんとの接触を避け、横に離れてしまったり、下に下がってしまうケースも多いので注意しましょう。
つくりの二画目の横画の起筆位置に注意しましょう。
つくりの三画目も四画目は勢い持たせながら続けるイメージで書いてください。
その下にくる三本の縦画の起筆はそれぞれに違えて書いてあります。
またそれらをを繋ぐと、ほぼ四画目の角度と合います。
締め切りは二ヶ月切りましたが、まだまだ時間はあります。
じっくりと深いところまで詰めて、ご自身の書技上達に繋げてください。