13時からです。
少しづつ、競書提出が増えてきました。
締め切りは11月28日土曜日ですから、まだまだ先です。
じっくりと深掘りしてみてください。
ちっとも上達しないのだけれど、どうすればいいの?
よく聞く質問です。
『ちっとも上達しない』認識こそ、上達した証です。
またまた、うまいこと言っちゃって〰
いや、本当にそうなのです。
ドラムに例えてみましょう。
例えがおかしい〰っ!
ま、そう言わずに。
ドラム叩いていて不調な時、まず私は腰の座りのチェックをします。
腰が決まっていないと、身体の軸がずれてしまうからです。
腰の座りが決まっていれば、上半身がどんな動きをしようともぶれることはありません。
次に、スティックの持つ位置を、曲のテンポに合わせて変えてみます。
長年時間をかけて得た持ち方でも、少し変えてみることがきっかけになったりします。
それでもダメなら、椅子の高さを1センチ単位であげるか下げるかします。
このまでやれば、復調のきっかけも、さらなる上達への下準備は万全です。
気がつかないうちに、姿勢が悪くなっていて、腕法がうまく使えなくなっていたり、握り方に変な癖がついてしまい、執筆法がうまく使えなくなっていたりするものなのです。
ね、ドラムも書道も同じでしょ?(^○^)
基本に立ち返ると言うことは、壁に当たった時、姿勢と筆の持ち方を少し変えて、それらの基本を思い出す事にあると思います。
その上で、書きたい書体に挑む心構えを作れば良いのです。
『平和』と言う言葉を、祈る気持ちて書くのか、勝ち取る気持ちで書くのかで書体が変わるのは、言葉に対する書き手の気持ちが違うからです。
ちなみに、
こう感じてもらおうとする作品はあざといから嫌いです。
その書き手が感じたままを表現した結果としての作品が私は好きです。
目の前にあるお手本の書体の書き手の気持ちになって臨書することで、書き手の追体験ができます。
書き手との無言の会話ができるのです。
その積み重ねで、会った事もない書き手との師弟関係が出来ると私は考えています。
つまり皆さんは、私同様、高橋鵞翠の師弟にもなるのです。
励みましょう〰