東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

派遣法の抜本改正を!院内集会で旅行添乗員の実態・闘いを報告

2008年10月10日 10時48分23秒 | 添乗員・旅行業界

(写真:発言する全国一般東京東部労組菅野書記長)

10月9日、参議院議員会館内において、「労政審建議に異議あり!みせかけの法改正でなく派遣法の抜本改正を求める集会」(主催:格差是正と派遣法改正を実現する連絡会)が開催され、150名が参加しました。

鎌田慧さん(ルポライター)、斉藤貴男さん(評論家)、湯浅誠さん(NPO法人「もやい」代表)、雨宮処凛さん(作家)のリレートーク、社民党福島党首、共産党の志位委員長をはじめとする国会議員から「より現実にそった派遣法の改正を」との発言に続き、全国一般東京東部労組から、菅野書記長が登録型派遣である旅行添乗員の劣悪な労働条件とそれに対しての闘いを報告しました。

菅野書記長は、派遣添乗員は「日雇い派遣」に近い雇用形態で社会保険・雇用保険の加入がなく、最低限のセーフティネットからも除外され、長時間労働を強いられ、「使い捨て」の状況にある、そのような状況に対し、労働組合を作って改善を求めて闘っている、と報告。さらに、このような無権利状態を是正するためにも、派遣法そのものの見直しが必要であり、そのために運動を進めていきたい、と決意を述べました。

添乗員のみなさん!
労働組合の闘いで派遣法の改正をかちとりましょう!
添乗員の「使い捨て」をやめさせよう!

コメント (16)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 厚労省の「名ばかり管理職」... | トップ | 10月19日は「反貧困世直... »
最新の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本日の朝日新聞朝刊で (本部スタッフ)
2008-10-18 10:37:36
本日(18日土)の朝日新聞朝刊で雇用保険の特集記事が載っています。
その中で阪急トラベルサポートのHTS支部の添乗員江口さんとNPO法人労働相談センターの須田さんのインタビューが紹介されています。
1ページ全体を使った特集記事です、ぜひお読みください。
返信する
? (Unknown)
2008-10-18 00:42:49
みなし労働=12時間?
だれが決めたのですか?
みなしでも8hを超えたら超過勤務代を払うはず
ですよ!

旅行社、手前勝手に決めていいと誰が決めた???
返信する
なめんなよ! (TC)
2008-10-18 00:35:57
今、国内を中心に、各社賃金に変化が出始めているようですね。
不利益変更、最賃下回りなどなど、いまこそ各地各所で騒ごうではありませんか!
問題提起して声をあげましょうよ。
あっちでも、こっちでも騒ぎ立て、ふざけたマネはできなくさせましょう。
馬鹿にした態度には思いっきりブーイング!!
返信する
Unknown (JSI添乗員)
2008-10-17 17:01:51
JSIでも、12時間が旅行約款で決められたみなし労働時間って言われてますが、これって明らかに、旅行業界でかってに決めた、しかも、多分労基署にも申請してないことだと思います。
本来は8時間を越えたらもらわなきゃいけないのにね。
会社は添乗員に求めるだけ求めているけど、違反を犯しているという意識がないようなのであきれていますよ。
文房具とかじゃなくて、労働を守ってくださーーい!!


返信する
日当からの時給計算 (Unknown)
2008-10-17 15:51:08
現在東京都が決めている最低賃金法は¥739-

¥739×8h=¥5,912
¥739×25%=¥923(切捨計算)
¥923×8h=¥7,384

¥5,912+¥7,384=¥13,296-

スタンバイ6時(出発7時)~22時迄の実働16h
の計算時(1時間休憩なし)

つまり、単純に計算しても日当¥13,000~¥14,000となるはずですが!

旅行社は多分下記

日当¥8,000÷16h=¥500
つまり
¥470×12h=¥5,640
¥470×25%=¥587×4h=¥2,348+¥5,640
=¥7,988(約¥8,000)

となる!

今の企業のあくどさは日当を時給で割って出す事!
他業界では摘発されています。

ある他業界→グループ会社派遣実働7h時給¥1,200
計日当¥8400
これを他の派遣会社を依頼すると時給¥1,050だった。つまり日当¥8,400円を8hで割るとこの金額となる。そして担当者の言い草「7hで帰っていいですよ!うちの配慮で8hつけておきます!」

恩着せがましくすんなよ!元からその金額だろうが!
しかし他社派遣の為、7hしかタイムシートをつけられず日当¥7,350-
つまりこの会社1日¥1,000×22日=¥22,000さばよんだ! 多分、社員の懐に入ったはず!
この会社、詐欺で潰れた! 元財閥系だったが。。!

旅行社も同じ事をしているわけだが、根強く生き残っているのが凄い!

添乗員の生き血を吸い上げ、私服を肥やす!

日当から労働時間を割る計算など無意味です!
悪徳商法丸出し!完全なる「詐欺!」です!

返信する
Unknown (読売アルバイト添乗員)
2008-10-17 15:43:30
今回の日当改定について、会社から配布された資料には「添乗日当に含まれる基本労働時間は12時間とする。その内訳は、所定労働8時間+時間外3時間+休憩1時間とする これに対し日当を支払う。」と
書いてあります。
また、海外、宿泊に関しては本社が決めたことなのでわからないと言われました。

常識人であれば、旅行会社の言い分はヘンテコだと思いますよね・・・
返信する
不利益変更 (HTS支部組合員)
2008-10-17 15:22:37
それは明らかに根拠のない一方的な不利益変更です!
ガッカリで済ませていい問題ではありません。
都道府県の最低賃金を下回っていませんか?
生活保護受給者より収入はありますか?信頼できる労組に相談するべきです。
返信する
Unknown (Unknown)
2008-10-17 14:22:13
みなさん
自宅のパソコンでブログに不満を書き込み満足してどうするんですか。
それでおしまいですか?

しっかりとした意思表示としてやることがあるのでは?

返信する
帳尻合わせだけ! (海外TC)
2008-10-17 12:19:31
↑の方のブログのとおり、時間給、日当制等にせよ
結局旅行社が添乗員に支払う金額は同じという事ですよ。しかし、日本では最低賃金法というのは嘘なのでしょうか?きっと皆さん時給制に直しても最低賃金法に満たないのではありませんか?利益がないから仕方がない?

しかし、旅行社にとって最大のチャンスが来るではありませんか?来年4月。燃油サーチャージのTKT切り込み!これに伴い旅行費用も旅行社で若干一律上げるべきです。便乗値上げになる?今までがおかしな程安すぎたのだから仕方がないですね!

旅行社さん、このチャンスを逃したらもう二度と利益を増やす方法はありませんよ!
よく考えてツアー代金の設定をして下さい。

添乗員の方々へ
自分達の日当をあげてもらう最大のチャンスが来年4月に到来です。
サーチャージのTKT切り込みが始まるので添乗員の人権費の源ツアー代金をその分若干値上げして貰おうではありませんか!もしこれを旅行社が拒んだら、今度こそ「詐欺」で刑事告発できますよ!
だって支払う意思がないという証拠ですからね!
消費者保護法と同じ刑事告発です!

みなさん!

労働対価を少しでも払って貰える最大のこのチャンスを組合と一緒にがんばって、ものにしよう!
返信する
何故? (Unknown)
2008-10-17 01:57:33
12時間なのかも、わからないのですが?普通は、八時間超えたら、残業じゃなかったっけか?それとも、旅行社だけ特別なわけ?ここにいたってまで?
返信する
??? (現役)
2008-10-17 01:55:01
何故?12時間を越えるとそこから時間給払い?
法定労働時間は8時間ですがねぇ?
その後は超過勤務代&深夜手当ですが。。!

8時間過ぎたら払って頂きたい!
返信する
時間外手当 (海外添乗員)
2008-10-16 23:57:41
残業代が付くことになりました。
ところが、そのままの日当では残業代が高くなりすぎる、という理由で
日当が減らされてしまいました。
支払われるのは残業代と合わせて今までどおりの金額です。

まったくの無意味どころか、これで日当が上がる望みは絶たれてしまいました。
もともと時差や業務内容から考えれば時間給という考え方には無理がありますし、私たちは時間労働者ではなく、技能労働をしているという自負もあったので、日当自体を上げて欲しかったですし、拘束手当てや通訳手当てによって労働を認めて欲しかったです。
がっかりです。
返信する
Unknown (地方添乗員)
2008-10-16 01:04:05
この10月から12時間越えたらそこから時間給で支払うってコトになったんですけどなぜか日帰りのみ。なぜに宿泊コースは今まで通り??
意味がわかりませんがY売さん。
返信する
Unknown (↑確かに。。。)
2008-10-15 13:11:24
【お金にかかわるミスでは、自分で支払い、会社は守ってくれません。】

確かに自腹でミスを埋めるには年収が低すぎます。
通常、金のミスを自腹でうめる職業ではかなりの年収が支払われています。(他業界では)

しかし、添乗員の世界では何故か、安かろう、悪かろう、危なかろう、ただだから全部仕事押し付けよう!
のような気がします。
燃油サーチャージ・空港税がいい見本ですよね!
それに航空会社の旅程保障返金!
金額がいつも足りなかった航空会社もあったそうな!
これも添乗員が自腹でうめ、クルーに言っても「担当ではない!」で終わるそうです。同じ会社の人間が担当ではないで終わるのに、何故別会社の添乗員が自腹でうめなければいけないのか?これは完全なる犯罪です。しかし、航空会社はそれを「当たり前」という態度です。

この事態を呼んだ事に対しては、ベテラン添乗員達にも責任はあります。
今まで旅行社の言いなりになり、良い子ぶっていたのですから。

燃油サーチャージも来年4月からTKTに切り込みとなり組合や摘発組などの努力のお陰です。

組合を支援していく事は勿論ですが、自分達も悪徳商法、不当労働、だと感じたら、まずは行政機関に摘発するべきだと思います。

かつて自分は「有料道路代」を払い忘れ、1万円近い交通費を自腹で払い、バス会社に行き支払いをした。

しかし、人に責任を押し付ける訳ではありませんが
乗務員2人も一緒に乗っていた訳です。
自腹を切らすならば1/3のはずです。
しかし何故か添乗員一人が全自腹をきるのです。
燃油サーチャージもそうです。勝手に無賃で業務を
押し付けられた挙句、金額が足りなければ全て添乗員の責任です。一人8万円前後の金額なんて、へたをすればツアー代金よりも高い金額です。
つまり海外旅行のツアー代金を当日添乗員に集金しろ
といっているのと同じです。かつてOP代も払わない客がいて添乗員が自腹を切ったとありますが、本来それは予め旅行社が集めておくべきなのです。

いつも思いますが、法律で空港での集金、返金はいくら迄、それ以上は振込み!と決めればいいのです。

もしくは当日受付カウンターとは別に横に支払カウンターを作り、責任者が受付前に集返金をした後で
添乗員のところにくればいいのです。

つまり社員が大変だから、金銭的責任を負いたく無いから、ただで使える添乗員を利用しようという魂胆がみえみえです。

故に添乗員保護法が必要だし、労働対価を全て支払うように国の機関に摘発するべきなのです。

その都度、本人が受けた仕打ちは自分で行政機関に指す!かなり細かい部分まで突っ込めるはずです。

組合だけに頼らず、自分達で出来る事はどんどんやろう!

返信する
Unknown (Unknown)
2008-10-15 08:18:10
法律改正は絶対必要と思います。
パートも育児休暇がとれるように、改正されたと聞きます。派遣添乗員の為に、その他多数の派遣労働者達のような低所得者、ワーキングプア層救済の為の威力ある法律を作って頂きたいです。
一部の人ばかり(社員や裕福層や権力のある人達)が優遇されて、不公平です。いつもしわ寄せは、私たちのような弱い立場の人ばかりです。権力がある人達は、自分さえ良ければ良く、弱い立場は切捨てても、自分に被害がなければ、いいのです。
弱い立場の人達を法律で国が守って下さい。
日本にも、本当の英雄がでてほしいです。
実際は、一部の政治家は、でるわ、でるわの不正ばかり、自分さえ儲かれば良く、ばれなければよいと思ってる連中です。権力があり、その周りの一部の人だけ得して、そのつけは、いつも弱い立場の人です。

私の派遣会社では、「社会保険・雇用保険は、
派遣スタッフについては、ツアー毎の短期雇用にあたるため社会保険及び雇用保険に加入要件を満たしておりません。」 とありますが、この短期雇用に、あたる為満たさないという部分を改正していただきたい。実際は、毎月15日~22日添乗にでて、5年以上も続けているわけで、これからも、継続的に働くわけなので、例外にしないでほしい。 一定期間働いた実績と、継続的に働く意思があれば、社会保険加入義務にしてほしいです。 添乗の場合、実際は長期雇用になってるのに、会社は、短期雇用と言って、エクスキューズできる状況です。 有給休暇もそういう理由でなしです。現実は、長期働いています。法律の網目を利用して、労働者の不利になる部分は、直ちに是正していただきたい。
添乗員には、みなし労働などど言い、まともな労働対価も払わず、多くを、ただ働きで使い、旅行会社は、得しています。他の業界や会社は、人件費や社会保険などの経費を払い、良い会社は福利厚生にもお金を使っているわけです。それで会社を経営して社会にも貢献しています。 
わからないから、ばれないから、これぐらいいいだろうで、エスカレートしてしまった。

派遣法でも、特殊技能は例外としてるようですが、添乗員も特殊に入るのかよくわかりませんが、おかしな例外はなしにしてほしいです。 旅行社は、悪徳に労働者を利用しているわけなので、法律の網目を利用しまくる人達ですから、弱い立場を救済する徹底した法律改正が必要と思います。

旅程管理はもちろんの事ですが、英語を使いこなし、通訳的な事、ガイド、案内、お客さんへのさまざまなサービス、安全管理、責任、そして、長時間労働としていて、かなりの技量や、知識、経験、能力を提供しているのに、どんなに頑張っても、年収200万~250万で、社会保険なし、有給なし、育児休暇なし、ボーナスなしなんて、おかしいです。 お金にかかわるミスでは、自分で支払い、会社は守ってくれません。仕事で必要な備品、パスポート代も自分もちです。

日本の物価を考えれば、地域差はありますが、平均的なサラリーマンレベルの待遇は、添乗員の仕事にもされてもいいはずです。 都心なら、中核クラスなら、年収500万~700万程あってもおかしいレベルではないのではないでしょうか。 社会保障、年金、健康保険等も一般レベルあって、それぐらいではじめて、人並みに、家が買えて、結婚や子供が、普通に育てられるところではないでしょうか? なしなしで、いつ、くびになるかわからな雇用状態で年収200万レベルでは、結婚も子供も希望がもてません。
だから、添乗員をやっている人達は、同居とか、ある程度恵まれた環境で、人が良い方々ばかりでしょう。

いろいろな会社や、業界、仕事があり、世界には儲かる一部の仕事も存在してます。成功者をみれば、その収入は桁外れでしょう。添乗員が、特殊で技能を要する仕事なので、頑張れば、1000万、2000万、一億の年収とか、もらえる人もでてくれば、夢がある仕事になります。 その収入により、生活の向上や、さまざまな社会貢献もできるでしょうに。。。。 

現実は、かけ離れています。
返信する
派遣法の改正もそうですが (ひばり)
2008-10-12 20:21:32
雇用主の罰則が甘いです。

法人としての許認可取り消しはもちろんですが、

役員の財産没収ぐらいはして欲しいですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

添乗員・旅行業界」カテゴリの最新記事