写真=「反貧困世直しイッキ大集会」の案内チラシ
<派遣法の抜本的改正を!なくそう長時間労働!>
<貧困は自己責任ではない!>
働く者の「生きる権利」を守ろう!
10月19日は明治公園に大結集を!
10月19日、「反貧困ネットワーク」(代表・宇都宮健児弁護士)が主催する「反貧困世直しイッキ大集会」が東京・明治公園で開かれます。私たち全国一般東京東部労組とNPO法人労働相談センターも参加します。ブログをご覧のみなさんもぜひ集まってください。
いま年収が200万円に満たない労働者が1000万人を超えています。働いているのに食べていくことができないワーキングプア(働く貧困層)が広がっています。ガソリン高騰や日用品高騰の中で、正社員と非正社員を問わず働く者の暮らしはいっそう追い込まれています。
このブログ内の記事にあるように、紳士服のコナカや旅行業界など、労働基準法を守らない企業が大手を振ってまかり通っています。すかいらーくなど多くの企業では過労死によって命まで奪われる長時間労働を強いられています。
貯蓄がゼロという世帯が急増し、生活保護の受給者数も上昇しています。東京・足立区では経済的理由により給食費などを行政が支給する就学援助率が5年前から4割を超えています。自殺者は3万人を超えたまま下がりません。家賃を払えずネットカフェに泊まらざるをえない青年もいます。
セーフティネット(安全網)であるはずの社会保障費も削減されています。「健康で文化的な最低限度の生活」(憲法25条)=「生きる権利」が侵害されています。
しかし、反撃は始まっています。働く人たちがあちこちで組合結成やユニオン加入に立ち上がっています。「偽装請負」「日雇い派遣」の実態を告発し、派遣法の改正に政治を動かしつつあります。コナカ支部は「名ばかり管理職」と、HTS支部は「偽装みなし労働」とそれぞれたたかい、是正を求める世論を起こしています。
貧困の解決を遠ざけているのは「自己責任」論です。給料が低いのは自分のせい、クビを切られるのは自分のせい、仕事が見つからないのは自分のせい、というわけです。本当にそうでしょうか。答えは断じてNOです。貧困を押しつけている政府や企業の責任こそ追及しなければなりません。
10月19日の集会で<私たちは黙っていない>ということを社会的にアピールします。集会内の労働分科会では、私たち東部労組からも、すからいーく過労死遺族の前沢さんとHTS支部の添乗員が発言する予定です。
1人でも多くの人が集まり、私たちといっしょに「反貧困」の声をあげ、人間らしい生活と権利を手に入れましょう!
「反貧困世直しイッキ大集会~垣根を越えてつながろう!!~」
日時 10月19日(日) 午後1時~
場所 東京・明治公園(JR「千駄ヶ谷」駅から徒歩9分)
「東部労組」のぼり旗の周辺に集まってください。
連絡先 全国一般東京東部労組
電話 03-3604-5983
メール toburoso@ka2.so-net.ne.jp
我々は権力は持っていないが権利は持っているのだ。幾千幾万もの権利の主張が集まり団結すれば、やがて「正当な権力」と化し「不当な権力」をねじ伏せる事が出来るはずである。
何もしなければ何も変わらない。立ち上がらなければ何も変わらない。そして闘わなければ生き残れない。
それでも不当な権力に屈し泣き続けますか?一緒に声を上げ世直しに参加しましょう。
その中で阪急トラベルサポートのHTS支部の添乗員江口さんとNPO法人労働相談センターの須田さんのインタビューが紹介されています。
1ページ全体を使った特集記事です、ぜひお読みください。