「JTB旅のアンケートたびQ Vol.11」の記述を問題として、私たちが8月3日付で送付した公開質問状に対して、JTBより8月10日付の回答が文書(5ページ)で届きました。
JTBは私たちが質問状で表明した見解に対して、
「寄せられた回答の中から不適切なコメントをそのまま掲載してしまったことについては著しく思慮に欠け、その結果不愉快な思いをされた方がいらっしゃったという事実を深くかつ真摯に受け止め、今回のアンケート結果につきましては、ホームページの記載から即日削除するとともに、この場をお借りして改めてお詫び申し上げる次第です」
と謝罪しています。
また、
「今回、貴重なご意見を頂戴しましたことに対して改めて感謝申し上げます」と述べています。
私たちは今後も、派遣添乗員の労働条件改善を求めて声をあげていきたいと思います。今回の件について、コメントやメールで応援して下さったみなさん、本当にありがとうございました。今後も添乗員の社会的地位向上のためにがんばりましょう!
JTBからの回答の全文は5ページ こちらから クリックしてご覧下さい。
公開質問状は こちら
やはり組合結成の効果が目に見えて出始めました。
しかしながら今回のこの件のように旅行会社が添乗員に対するお客様の認識を誤らせた事が証明された気がします。
添乗員=旅程管理者 ではなく、アイドル、タレント的存在としている事です。
つまり人気商売として扱ってしまっていたという事です。しかし管理者というものは通常どの組織でも煙たがられるもの。その管理者に対して「アンケート」を取るという事自体がそもそも誤りです。
もしも人気商売、アイドル、タレント扱いをするのであるならば、人気に応じての年収がそれなりに支払われるのが当然です。保障もない分人気度によって年収も桁外れなはず。アイドルは年収手取りで何千万円です。添乗員に年収平均は230万円です。ゼロが一桁違うと思います。
今後の旅行業界の課題はこのお客に謝った認識をさせてしまった事を改善させ本来の意味に戻す事だと自分は独断しています。
旅行は自分自身で楽しむものであり、人に楽しませてもらうものではありません。
その為には現地でのすごし方、ルール、マナーを旅程管理者である添乗員に相談してもらったりしているのです。しかしこの事に関しても添乗員の劣悪な労働条件、待遇、年収等によってベテランが去ってしまっている状態です。勿論経費的な問題から現地ガイドも無くしている状態。これではお客様も怒って当たり前です。儲け主義に走りすぎた傾向がある気がしますし、他のブログでもありましたが、日本人特有の横に並んでしまう月並みな企画。前にもありましたが優秀な企画担当者が必要なのは言うまでもありません。
しかし既にこうなってしまった以上司法の力をかりるしか改善作はないような気がします。
法律で規制してもらうしかないようです。旅費、添乗員の日当、ツアー内容等、最低基準を法律で決めるしかもはや手立てはないのかも・・。
今回の成り行き、興味をもって拝見させていただいてました。「そのような意図がない」?
ふざけないでください。全世界に開かれたネット上での見解ですよ?添乗員に対しての認識が低いから、そのような回答になるのだと思います。その回答は到底添乗員が納得できるものではございません。
私達は派遣です。社員ではないのですよ?まあ、社員のようにふるまってますけど。いろんな会社の添乗員さんに頼らなくては天下のJTBさん、立ち行かないのではないですか?
全添乗員に対しての正式な謝罪と、HP上での謝罪を求めます(怒!
旅行社自体が間違った認識をしている。
添乗員は旅程管理者ですよ!
人気添乗員だとかアンケートだとか
勘違いもはなはだしい。
客のアンケート評価だけが全てですか?
なぜ日本には消費者保護法があるか知っていますか?
この世代の人達が客に凄い事をして来たから出来たのですよ。もっと時代背景を認識して下さい。
世界の非常識とされているのですよ。
正しいアンケート評価がされていると思っているのですか?
勘違いしないで!間違えないでよ!
特有の美辞麗句。
でも既に遅し。
本性見たり!
怒!怒!怒!怒!怒!
最低なJTB ホームページで添乗員に謝れ!!! 絶対許さない!!!
JTBの添乗員も、組合作ってがんばれ!
戦うのみ!!!
そんでもし添乗員が、また派遣会社がこのようなことをして問題を起こした場合、このような決着で済むのか皆さん考えましょう。何度も呼び出され、鬼の首を取ったように、・・・子供が職員室に立たされるがごとく怒られます。
エッ! JTBだとこれっでおしまいですか? こんな記事を掲載した人に処分はないの? いいなぁ○○○は、いつも火事が起こっても遠くで見ているだけ。自分が関与した火災でも処分なし。
その旅が思い出深いものになるかは添乗員しだい、とJTBからの回答にありますが、そもそも添乗員は旅程管理者なのですから、旅が旅程管理者しだいというのは、おかしくありませんか?現地ガイド費を削り、添乗員に違法ガイドさせるから、こんな意見になるのでは?旅を思い出深いものにするよう、もっと企画に力を入れてほしいものです。
旅行会社はJTBも阪急も、添乗員を旅程管理者としてみなしてないのは、こういうアンケートの実施や、人気添乗員の設定でわかります。
人気添乗員などの設定が、お客に添乗員に対するあやまった認識を与えた原因だと思います。
私も、現役添乗員さんと同感で、今後は、旅行会社はお客の添乗員に対するあやまった認識を改善し、添乗員は旅程管理者であることを認識させるよう努めるべきだと思います。
JTBはホームページで添乗員に謝罪してください。
そして、添乗員は人気職業ではなく、旅程管理をするためにツアーに同行していることを認識し、お客に認識させてください。
ということで、その程度でしか思っていないということです 。社長はたぶん知らないのでしょう。
企業にクレームは様々持ち込まれます。専門部署があり法務と相談の上で回答文書を考えます。この手の話はお手のもんなんです。しかも相手がお客さんじゃないし金銭の決済があるわけでもない。
皆さん、こんな回答ごときで流されていたら、いつまでたっても我々の地位や立場は変わりません。結局手ごわい相手にならないと、紙数枚のおわび状で常に終了します。
我々はお金がほしいのではない!本来当然の誇りと地位を取り戻したいだけである。ふざけるな!
旅行会社&派遣会社にお尋ねします。正直な本音を教えてください。そもそも添乗員のお仕事って何なのですか?
販売員ですか?大量な車販やオプションの数々。売り上げが悪いと「やる気ないの?」と言われ、集金を間違えると全て自己負担にさせられ・・
芸能人ですか?お客様に楽しんでいただくためには、外見が美しいか、芸を持ってないといけないですよね。しかしながら、10数年この仕事をしておりますが、マネージャーはおろかメイクさんやスタイリストさんもついたことはありません。衣装だっていつも自前なのですが・・
雑用係ですか?お客様がお困りの時には、お手伝いするのが当然だと思っています。が。国内で「たばこ買ってきて」などと平然とおっしゃるお客様もいらっしゃるのですよ。自販機が数メーター先にあるのに・・
クレーム処理係ですか?自分のミスによるクレームなら何としても挽回しようと努めます。けれど初めから無理な行程をどうにかしてこい!と、おっしゃられてもどうにもなりません・・
ガイドですか?国内でも最近はバスガイドがつかないコースがあります。添乗員とガイドの区別がつかないお客様からは「ガイドが案内しなかった」とアンケートに書かれ・・
ホステスですか?業務ではない酒の席に呼ばれ、断るとクレームになる。残業手当も出ないのに、どうして楽しくもない席でお酌しなければならない?・・
教師ですか?元社員さんも書かれておりましたが、修旅でどうして教師達の仕事を引き受けなきゃいけないのでしょう?反省会という名の飲み会に深夜の見回り。添乗員は寝る時間もないのです・・
一体、私達の業務内容はどこまで増えていくのでしょうね。皆さんが書いておられる通り、お客様の過度な要求を何でもかんでもほいほい受け入れてきた旅行会社。
いい機会ですから、JTBさん。この業界のリーダーらしく誤った認識を打破してください。私達は「販売員」でも「芸能人」でも「雑用係」でも「クレーム処理係」でも「ガイド」でも「ホステス」でも「教師」でもないのです。旅程管理者という名前の通り、旅行そのものを成功させるためにある仕事なのです。
最後にJTBさんには、ホームページ上での謝罪を求めます。それと組合が「セクシャルハラスメント」とは考えてないのか?との質問を出しておりましたが、この点についてのお答えがないですね。ぜひ、見解をお聞かせいただきたいと思います。
コメントに感謝します。
9月1日に「上野駅アピール行動」を行います。東京駅に続く第二弾行動です。
どなたでも参加歓迎です。
朝早いですが、添乗員の社会的地位の向上のため一緒に頑張りましょう。
〇日時 9月1日(土)朝6時30分~
〇アピール場所 JR上野駅公園口改札口近くのバスステーション
〇コンタクト 当日、本部のスタッフ(長崎・菅野・須田)に声をおかけ下さい。