みなさんへ
2016年11月に、労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール相談から抜粋して紹介します。
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「労働時間」に関連したメール相談事例(2016年11月分)の抜粋
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2017年1月30日
1、大型幼稚園教諭。園児の数が多い上、労働時間が超長時間です。朝は7時30分から夜は19時、ひどい時は23時の時もあります。休憩無しの17時定時から学年会議や仕事があります。自宅への持ちかえりの仕事もあります。先生は感染症に罹っても休める雰囲気ではなく、出勤しています。
2、管理職。過労死寸前です。週の半分の帰宅が深夜0時を過ぎ、週に一度は徹夜です。有給休暇もありません。食事をとる時間を削って働いています。
3、大手飲食チェーン店勤務。スタッフが休憩したくても肝心な休憩室がなく、休憩をする場所がありません。もう2年働いていますが、有給休暇についても一切教えてくれません。一方会社は、人手不足なのに次々に新店舗をオープンさせ、スタッフは益々過酷な状況に置かれます。
4、雇われ店長。勤務形態は、毎日10時・11時から夜10時30分。幾ら一日8時間、週40時間を超えた残業をしても残業代がでません。会社は「店長手当が残業代だ」と言います。私は、一日でもいいから夜早くあがり、自分の時間が欲しいのです。
5、観光地の旅館勤務。毎日8時から20時まで働かせても満足な休憩時間もなく残業代は一円も出してくれません。基本給と交通費のみです。労災で足の指を骨折しても労災扱いされないばかりか、翌日から通常勤務を命じられ、ギブス・松葉杖のまま働かされています。
6、契約社員。毎日勤務地の現場が変わります。泊り出張はその前後どちらかが休日扱いとなり、新幹線移動などはその休日内で行います。つまり移動時間は労働時間としてはカウントされていません。問題ないのでしょうか。
7、退社後、自宅に持ち帰って仕事をさせられています。「業務報告書」「勤怠表」「メール処理」等々です。時間外労働になりませんか。会社側は「みんながやっているから、暗黙の了解だ」といいます。
8、契約社員。休日に会社からメールや電話で問い合わせがあります。自由な休日を取れず、苦しくてたまりません。しかし、正社員には会社からのこの休日のメールや電話は一切ありません。契約社員に対してだけのこの不当なやり方をどうやったら止めさせることができますか。
9、契約社員。面接で「残業は少ない」と聞いていたのですが、移動先の職場が休憩も取れない忙しい職場で、夜も19時30分や20時30分までという毎日残業です。契約書には「残業を命じる時もある」とありますが、毎日残業では話が違います。
10、警備会社勤務。24時間現場に出たり、事務所での電話応対をさせられ、精神的にも肉体的にも限界です。家庭生活も壊れてきています。その上給料は、固定給として20万円だけです。
11、始業40分前には出勤して清掃と朝礼と月1には、2時間前出勤をして全員で店舗の掃除です。しかし、この分の賃金は一切支払われません。また店舗に12時間以上いる事が普通となっています。固定残業代30時間分が付いていますが、実際の時間外は30時間を超えています。
12、卸会社勤務。毎日朝9時から夜22時、23時まで働いています。早く帰ると上司が叱ります。人手が全く足りていません。体調もおかしくなってきています。アトピーも悪化する一方です。全社員の有給休暇消化率はゼロです。経営者の親族に元市長がいるらしく労基法違反ももみ消されているようです。
13、一日5520円プラス固定残業代1980円（2時間分）の日給制7500円ですが、実際は毎日2時間以上残業をさせられています。問題はないのでしょうか。
14、スーパー。海外へ一週間の研修が命じられました。しかし、この研修1週間の扱いは「公休」とされます。そのため、研修から帰った月は一日も休めない事になります。このままでは身体が壊れます。
15、タイムカード打刻後に仕事を命じられ20時まで働かされています。納得できません。
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動画(東部労組関連)一覧表
https://www.youtube.com/user/The19681226002/videos
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