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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組多摩ミルク支部 1/26森永乳業東京工場前アピール行動を実施!

2017年01月26日 18時17分40秒 | 労働組合

写真=森永乳業東京工場前でアピールする東部労組多摩ミルク支部組合員ら(2017年1月26日)

動画・森永乳業はブラック企業多摩ミルクを指導すべきです① 

動画・森永乳業はブラック企業多摩ミルクを指導すべきです② 

動画・駆け付けた支援の仲間たち!森永はブラック企業多摩ミルクを指導すべきです③ 

東部労組多摩ミルク支部 1/26森永乳業東京工場前アピール行動を実施!
森永乳業は下請け会社による違法行為・労働者いじめを放置するな!

東京・葛飾の森永乳業東京工場の下請けとして乳製品の配送や仕分けなどを手がけている「多摩ミルクグループ」(多摩共同配送センター、横倉運送、エイチ・ビー・エスの3社)の労働者でつくる全国一般東京東部労組多摩ミルク支部は1月26日正午、同工場正門前でアピール行動を実施し、多摩ミルク経営者の不誠実な対応に抗議するとともに、元請け会社の森永乳業の社会的責任を追及しました。

今回のアピール行動は昨年12月の同支部による連続的なストライキの闘いを踏まえて、今年1月に多摩ミルク経営者との団体交渉を持ったところ、経営者が過去の団体交渉で約束していた欠員補充の約束を一方的に白紙撤回するという暴挙に抗議するためのものです。同時に、同支部組合員の雇用や労働条件に深く影響を与えている森永乳業東京工場に下請け会社の指導に乗り出すよう要請するためのものです。

アピール行動に先立って、同支部は宣伝カー(東京清掃労組提供)で同工場や多摩ミルク本社の周辺をマイクで訴えながら回りました(下の写真)。

正午、工場正門前に集まった参加者は「森永乳業は下請け会社を指導しろ!」とのシュプレヒコールを上げました。その後、同支部組合員は工場構内に入り、山本陽一・森永乳業東京工場長宛の要請書を手渡しに行きました。事務所内に山本工場長は不在だったため、要請書は代わりに同工場の業務部長に手渡しました。

この日は森永乳業本社から宮原道夫代表取締役社長が東京工場を訪れ、工場視察と新年の訓辞を述べるという毎年恒例の行事が予定されていましたが、ついに宮原社長は姿を見せませんでした。

森永乳業は自社のホームページで「従業員の安全と健康は、企業経営の最優先課題です」と宣言しています。森永乳業ではたくさんの下請け会社の労働者が働いています。同支部組合員も長年にわたり森永乳業東京工場で日夜働き、森永乳業のプリンやヨーグルトなどを消費者のもとに届けています。その下請け労働者が違法な固定残業代制度を背景に殺人的な長時間労働に置かれ、また職場での欠員が補充されずに休みすら取れない過重労働が横行している実態は、森永乳業にとって本当に他人事として見過ごしていいのでしょうか。下請け会社の労働者の安全や健康は守られなくていいのでしょうか。

森永乳業の宮原社長は下請け労働者の過酷労働な状態を見て、労働者の切実な声に耳を傾けるべきです。宮原社長が東京工場に来てくれないのなら、私たちが森永乳業本社を訪問する考えです。

また、森永乳業の労働組合の皆さんにも心を込めて訴えます。昨年末のストライキ時やこの日のアピール行動にも様々な労働組合が支援に駆けつけてくれました。ぜひ森永乳業の労働組合の旗も立ててください。元請け・下請けの違いを超えて労働者の団結を示そうではありませんか。

すべての皆さん!東部労組多摩ミルク支部は経営者が反省し、労働者の生活と権利を守るまで体を張って闘い抜く決意です。今後とも絶大なる支援と、多摩ミルクと森永乳業の経営者によってたかって声をあげるようお願いします。ともに闘いましょう!

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