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全国一般東京東部労働組合の記録

5.1反戦メーデー首相官邸前行動に集まろう!

2022年04月18日 11時28分31秒 | 労組反戦行動
5.1反戦メーデー首相官邸前行動に集まろう!
2022年4月
全国一般東京東部労働組合


戦争反対!日本の憲法改悪・核武装化と闘おう!
即時停戦!万国の労働者は団結せよ!

2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻した。すでに多くの命が失われ、人々の生活が根底から破壊されている。

戦争の惨禍はけっして平等ではない。もっとも犠牲をこうむるのは労働者民衆である。前線で殺し合わされている両国の兵士は軍服を着た労働者である。飢えて苦しむのも、住まいを奪われて難民になるのも、労働者の側である。

もう一方の資本家はどうか。戦火が及ばない安全な場所にいながら、労働者民衆を戦争に動員し「祖国」のために命を捧げよと命令している。その裏で兵器を売りさばいてぼろ儲けしているのだ。

戦争はなぜ起きるのか。他国の市場や資源などを略奪し自国の勢力圏を確立するため、すなわち資本家の利益をめぐる争奪戦である。今回の戦争も例外ではない。

これに対して労働者は国が違っても対立する理由は本来ない。労働者の利害は国境を越えて共通している。殺し合う必要などまったくない。われわれがともに闘うべき相手は、いずれの国でも労働者を搾取・抑圧し、あげくの果てには戦争まで引き起こす資本家とその政府である。

日本の労働者は何をなすべきか。反戦運動を闘う世界中の労働者と固く連帯し「ただちに戦争をやめろ!」の声を上げることだ。労働者を戦争に駆りたて、他国の労働者への敵視をあおる世界中の資本家と闘うことだ。とりわけ自分たちの政府の戦争参加とあらゆる戦争政策に反対することである。

日本政府はウクライナに自衛隊の防弾チョッキなどを送り、事実上の参戦国になっている。「憲法9条では国を守れない」と、この戦争を憲法改悪に利用しようとしている。元首相の安倍らは日米の「核共有」という形での日本の核武装化を公言している。こうした動きが平和ではなく戦争の加担と拡大、新たな戦争のぼっ発をもたらすのは明らかだ。断固として反対しなければならない。

東部労組はいま、多くの労働争議を闘っている。突然の解雇で仕事を奪われた労働者が生活と尊厳を取り戻すための闘い、資本家の金儲け優先・安全無視で労働者が殺されかけた重大労災に抗議する闘いなど、いずれも仲間の命を守るためのものだ。

コロナ禍の約2年間、多くの労働者が失業や賃金カットによる生活の困窮、そして自殺にまで追い込まれてきた。ミサイルが実際に撃ち込まれなくても労働者民衆は生存を脅かされている。あの戦争と同じ恐怖と欠乏の中にあるのだ。

だからこそ、われわれ労働者は、職場でも街頭でも、命と生活を守るための闘いに立ち上がらなければならない。

5月1日のメーデーとは、全世界の労働者が血と汗を流して資本家と闘ってきた歴史を受け継ぎ、労働者の団結の威力を示す記念日である。このメーデーの日に、戦争反対と日本の戦争政策への抗議をアピールする首相官邸前での行動を、すべての闘う労働組合・労働団体・労働者に呼びかける。

今すぐ戦争をやめろ!日本の憲法改悪・核武装化を許さないぞ!
労働者の命を守れ!労働者は戦争で殺し合うな!
万国の労働者は団結せよ!
5.1反戦メーデー首相官邸前行動に結集しよう!

【行動要領】

■集合日時:2022年5月1日(日)午後2時

■集合場所:経済産業省本館前
(東京都千代田区霞が関1-3-1、東京メトロ「霞が関」駅A12出口)
※ 集合後に全体で首相官邸前まで徒歩で移動します
※ 雨天決行
※ 労組旗・団体旗などをご持参ください
※ 感染対策を可能な範囲で行いますのでご協力ください

■連絡先:全国一般東京東部労組
・電話 03-3604-5983
・メール info@toburoso.org
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