不当解雇の尚美学園に首都圏ネット100人で抗議！

尚美学園はカウンセラー平田さんの不当雇い止め解雇を撤回しろ！
コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク約100人で抗議

尚美学園の大学カウンセラー・平田さんへの不当な雇い止め解雇の撤回を求める闘いで全国一般東京東部労組は６月10日、学校法人尚美学園本部前で抗議行動を実施しました。

この行動は、東部労組が加盟するコミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク（首都圏ネット）一日行動の一環として17団体106人の仲間とともに取り組みました。

街宣車のスピーカーを通して、平田さんは「われわれは決して妥協しません。負けません。誤った判断を速やかに改めるのは経営者、責任のある大人のとる行動だ」と、一日も早い雇い止め解雇の撤回と職場復帰を求めました。

この訴えに、尚美学園が運営し本部と同じ建物にある「尚美ミュージックカレッジ専門学校」の生徒たちの中に拍手を送ったり手を振ったりするなど共感を示してくれる人が多くいました。

学園側は、こうした大衆行動を「迷惑だ」と言っていますが、一番迷惑をこうむっているのは、何の理由もなく一方的にクビを切られて生活と尊厳を破壊されている平田さんの方です。

行動では、首都圏ネットの仲間として下町ユニオン、ユニオンネットお互いさま、プレカリアートユニオンが連帯の発言を行いました。このうちプレカリアートユニオンの仲間は、この尚美ミュージックカレッジ専門学校の卒業生とのことで、「ＯＢとしても学園の不当な解雇は許せない」と怒りの声を上げてくれました。

最後にシュプレヒコールを上げ、平田さんによる団結ガンバローで闘いの勝利への決意を全体で固め合いました。

東部労組は友好労組の仲間とともに、尚美学園が不当雇い止め解雇を撤回するまで、今後も裁判闘争と並行しながら労働組合の大衆行動を断固として実施していきます。みなさんのご理解とご支援をよろしくお願いします。